そして誰もいなくなった:アガサ・クリスティの名作が国内初の映像化 仲間由紀恵、向井理ら豪華キャストで

ドラマ「そして誰もいなくなった」=テレビ朝日提供
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ドラマ「そして誰もいなくなった」=テレビ朝日提供

 世界で1億部を売り上げている英作家アガサ・クリスティの代表作「そして誰もいなくなった」が、女優の仲間由紀恵さん主演でドラマ化されることが31日、明らかになった。海外では何度も映像化されている不朽の名作だが、日本では初の映像化。主役級の豪華キャストとともにドラマを作り上げる仲間さんは「大先輩方からたくさんの助言をいただきながら、記念すべき日本初映像化作品を作り上げていきたいと思います!」と意気込んでいる。

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 「そして誰もいなくなった」は1939年に刊行された作品。絶海の孤島にあるホテルに招待された10人の客が次々と殺されていく……という内容。脚本は、江戸川乱歩賞作家で、ドラマ「特捜最前線」やゲーム「弟切草」などで知られる長坂秀佳さん、監督は「相棒シリーズ」の和泉聖治さんが務める。

 ドラマは、東京・八丈島沖の孤島「兵隊島」にある「自然の島ホテル」のオーナーの招きで10人の男女が島に集まり、オーナー不在の夕食で、彼らの過去の罪を暴露する“謎の声”が聞こえてくる……というストーリー。仲間さん以外に、向井理さん、柳葉敏郎さん、余貴美子さん、國村隼さん、藤真利子さん、大地真央さん、橋爪功さん、津川雅彦さん、渡瀬恒彦さんの豪華俳優陣が出演する。

 仲間さんは「台本も原作も、読めば読むほど怖いお話。登場人物みんなが抱えている問題があり、実はそれが“人間の一番怖いところ”だった、ということがわかっていくラストまで、とても緊張感のある作品」と話している。

 テレビ朝日で今春、2夜連続スペシャルで放送される予定。

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