秋本治:「Mr.Clice」9年ぶり復活 問題児スパイの活躍描く

「Mr.Clice」のイラスト(C)秋本治・アトリエびーだま/集英社
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「Mr.Clice」のイラスト(C)秋本治・アトリエびーだま/集英社

 人気マンガ「こちら葛飾区亀有公園前派出所」の作者・秋本治さんのマンガ「Mr.Clice」が3日発売の月刊マンガ誌「ジャンプSQ.」(集英社)3月号で掲載された。「ジャンプSQ.」の前身となる「月刊少年ジャンプ」に掲載されて以来約9年ぶりの復活となる。

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 「Mr.Clice」は、事故で女性アスリートの体を移植されたため見た目は美女だが、脳はすご腕の男性スパイ「クリス」の活躍を描いたコメディー。再開1話目となる「IT revolution」では、休暇中に無理やり日本に連れ戻されたクリスが、ドバイである兵器のカギを握る10歳の天才少年の護衛任務に挑む……というストーリー。

 秋本さんは「いろいろなテクノロジーの登場で『今の状況でもスパイものやれるわ』っていう確信があるんです。今回登場させた近代兵器も、これからどんどん進化すると思うし。最新のテクノロジーとか調べるのは好きですから、まだ『クリス』は描けますね」とコメントしている。

 再開第2話「海底大戦争」は2017年初夏に掲載予定。

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