アイドルグループ「Sexy Zone」の佐藤勝利さんと女優の橋本環奈さんがダブル主演する映画「ハルチカ」(市井昌秀監督)が、4日に公開される。今作は、初野晴さんの青春小説シリーズが原作。映画は、気が強く負けず嫌いなフルート初心者の女子高生が、高校で再会した幼なじみの男子とともに吹奏楽部のメンバーを集め、コンクール出場を目指す。物語は王道の青春ものだが、なにより主人公らの吹奏楽と真摯(しんし)に向き合うに姿に好感が持てる。
あなたにオススメ
朝ドラ:来年度後期は「ブラッサム」 主演は石橋静河 モデルは…
気の優しい少年ハルタ(佐藤さん)は、幼なじみの真っすぐな性格で負けん気の強いチカ(橋本さん)と高校の入学式で再会を果たす。チカは憧れていた吹奏楽部に入ろうと決めていたが、吹奏楽部は廃部寸前だった。あきらめられないチカは、ホルン経験者のハルタを巻き込み部員集めに奔走する……というストーリー。吹奏楽部員役で、恒松祐里さん、上白石萌歌さん、清水尋也さんらが出演し、顧問の草壁を小出恵介さんが演じている。
演奏シーンなど吹奏楽にまつわる場面が丁寧に作られていて、キャストの熱気もひしひしと感じる。中でも、入部してくれたメンバーらが楽器を演奏しながら集結してくるシーンは、意外な登場パターンなどファンタスティックな演出でユーモアに富み、音楽の楽しさを実感させられた。全編を通してせりふはそれほど多くなく、10代特有のきらめきとモヤモヤした気持ちが描かれており、部活をはじめ青春を何かにささげた人にはストレートに心に響くはずだ。4日からTOHOシネマズ新宿(東京都新宿区)ほかで公開。(遠藤政樹/フリーライター)
唯一無二のビジュアルと、自分を貫く言葉、独自のカリスマ性で多くの熱狂的ファンを集める“大物マダムタレント”のアレン様。自身が考える「幸福論」についてつづったエッセー「幸せになりた…
唯一無二のビジュアルと、自分を貫く言葉、独自のカリスマ性で多くの熱狂的ファンを集める“大物マダムタレント”のアレン様。現在発売中のエッセー「幸せになりたいとほざくァンタ達へ」(幻…