道重さゆみ：活動再開に恐怖心「ありました」　今後は基本的に「歌と踊りを」

　元「モーニング娘。」の道重さゆみさんが19日、東京・丸の内の「COTTON CLUB」で単独公演「SAYUMINGLANDOLL～再生～」を行い、2014年11月26日のモー娘。の卒業コンサート以来、2年4カ月ぶりにステージ活動を再開した。公演前に取材に応じた道重さんは「活動再開に不安や恐怖心はなかったか」と聞かれると「ありました」と明かした上で、「ファンの方が『待っているね』と言ってはくれても、新しく若い子が出てくるのを私も見ていましたので、（活動を再開しても）『大丈夫かな』って思ったりはしたんですけど……。でも増え続けるブログのコメント数を見て、ファンの方を『信じよう』って、戻ってきました」と語った。

あなたにオススメ

来春朝ドラ「あんぱん」の“二人の妹”　朝ドラヒロインまで手が届くか

　活動休止中は「基本的には“ぼーっ”としてました」という道重さん。「引退は考えなかったのか？」との質問には「休業させていただく理由にゆっくりしたいというのと、今後、自分がこの芸能界で何ができるか考えたいっていうのがあったので、引退は考えなかったです」ときっぱりと答え、「今後、自分が何をしていくのか向き合った時に、私は歌とダンスがしたいと思ったのが（活動再開の）きっかけです」と告白。女優業やバラエティー番組への出演は「ない」といい、「基本的には歌って踊って、自分のキャラクターや世界観を表現していきたい。それを続けていって自分の楽しいこと、うれしいことを見つけていきたい」と語っていた。

　「SAYUMINGLANDOOL～再生～」は、「コンサート」でも「ミュージカル」でも「ディナーショー」でもない、音と光と映像が織り成す新しいパフォーマンスの世界で、道重さんが「ほぼ出ずっぱり」で歌や踊りを披露する、約80分のショー。公演は同所で4月16日まで行われ、全34公演を予定している。