仮面ライダーとスーパー戦隊シリーズが競演する映画「仮面ライダー×スーパー戦隊 超スーパーヒーロー大戦」(金田治監督)が25日、公開される。今作は、放送中の特撮ドラマ「仮面ライダーエグゼイド」と「宇宙戦隊キュウレンジャー」のコラボ作で、“ゲーム世界”が現実世界への総攻撃を始め、スーパーヒーローたちが立ち向かう……という内容。総勢100人以上のヒーローが登場し入り乱れて戦う姿には胸躍らされる。
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空を覆い尽くさんばかりの超巨大浮遊要塞が飛来し、総攻撃を開始。世界が危機を迎える中、宝生永夢/仮面ライダーエグゼイド(飯島寛騎さん)やラッキー/シシレッド(岐洲匠さん)ら宇宙戦隊キュウレンジャーが迎え撃つも、圧倒的な大きさと数を有する謎の敵に苦戦してしまう。そのピンチに、死んだはずの九条貴利矢/仮面ライダーレーザー(小野塚勇人さん)が見たこともないヒーローたちと共に現れ……という展開。仮面ライダー史上最強の敵「ショッカー首領3世」役で、ロックシンガーのダイアモンド☆ユカイさんが出演している。
陣マサト/ビートバスター(松本寛也さん)ら、本編では“撤退”してしまったキャラクターがどうやって登場するのかが気になっていたが、エグゼイドの世界観をうまく利用した絶妙な手法にはうならされた。同時に、ライダー&戦隊の混成チームをエグゼイドが選ぶシーンが、懐かしさを漂わせながらもコミカルなノリで楽しませてくれる。ヒーロー同士のぶつかり合いや、クライマックスで歴代ヒーローたちが多数登場する場面は圧巻で、自分の“推しメン”が出ているかを探しながら見るのも一興だ。25日から丸の内TOEI(東京都中央区)ほかで公開。(遠藤政樹/フリーライター)
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