ブロック玩具「レゴ(R)」の世界観をモチーフにした長編映画「レゴ バットマン ザ・ムービー」(クリス・マッケイ監督)が4月1日、公開される。今作は、2014年に公開された「LEGOムービー」に登場した「レゴバットマン」が主人公。世界を乗っ取ろうとする悪者たちとの騒動を描く。DCコミックスの人気キャラクターらのレゴ姿がなんとも可愛らしい。
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悪いやつらから街を守るヒーローのレゴバットマンだが、実は寂しがり屋の“かまってちゃん”だった。ある日、元気すぎる新入りのロビンがやって来るが、バットマンはロビンのせいでペースを乱されてしまう。そんな中、ジョーカーが世界を乗っ取ろうと悪の軍団を目覚めさせ……というストーリー。日本語吹き替え版では、バットマン役を声優の山寺宏一さん、ロビン役をお笑い芸人の小島よしおさん、バットマンの“宿敵”ジョーカーを子安武人さん、バットガールを沢城みゆきさんが演じているほか、お笑いコンビ「おかずクラブ」の2人も出演している。
映画に登場する街やキャラクターはCGで描かれているのだが、実際にレゴで作り上げられたかのような造形で、迫力のバトルシーンも、ちょっとホロリとさせられるシーンも、独特の愛嬌(あいきょう)を感じさせてくれる。リズミカルなBGMをバックにテンポよく進んでいくストーリーは、コメディータッチながら家族愛や友情といったテーマも盛り込まれいて心温まる。バットマンに関する小ネタを至るところにちりばめられ、ファンならニヤリとするはずだ。4月1日から新宿バルト9(東京都新宿区)ほかで公開。(遠藤政樹/フリーライター)
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