北村優衣:初の即興劇に「ドキドキ」 女優業は「死ぬまで一生やりたい」 

舞台「ローファーズハイ!!」に出演している北村優衣さん
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舞台「ローファーズハイ!!」に出演している北村優衣さん

 女優の新垣結衣さんや川島海荷さんらが所属する芸能事務所「レプロエンタテインメント」の女性若手タレントが集まった即興劇の舞台「ローファーズハイ!!」が浅草九劇(東京都台東区)で16日まで上演されている。同舞台に出演している女優の北村優衣さんに、舞台の見どころや今後の活動などについて話を聞いた。

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 「ローファーズハイ!!」は、出演メンバーがローファーを履いた女子高校生姿になって、歌い、踊り、舞台を駆け回る、台本無しのほぼ即興の舞台。コメディー要素をふんだんに盛り込み、パワフルなタップダンスや観客が書いたフレーズを集めて即興で歌い上げるなど、さまざまな趣向を凝らしている。毎回出演メンバーが変わるのも特徴だ。

 --舞台の見どころは。

 「全力さ」です。10代のエネルギーが詰まっているし、「女子高ってこういう感じなんだ」「こんなことでもめちゃうんだ」などと思っていただければ面白いと思います。「ローファーズハイ!!」は、みんなで踊れる楽しい舞台なので、お客さんには私たちのエネルギーを吸収してもらいたいですね。全員のモチベーションが高いので、みんなで作っているという感じです。

 --苦労は。

 (9日の舞台では)私と敵対する役を佐々木七海さんが演じたのですが、普段から仲が良かったので、大丈夫かなと……(笑い)。また芝居だけでなく、(舞台は)パイプ椅子を使った演出も特徴で、小道具が少ないからですが、本当に多彩なんです。皆で考え抜いて、(アイデアを)出し尽くしましたね。

 --即興劇は初めて?

 はい。即興劇は、当然ながらアドリブを入れ込むので、緊張感が保てますね。舞台のように台本があったら、芝居が安定するのですが、私たちもドキドキしながらやっています。「ローファーズハイ!!」は、お客さんに毎回笑っていただけるのがうれしいですね。

 --今後の活動は?

 フジテレビの「めざましテレビ」の「イマドキ」に出演しているので、流行に敏感でいたいと思います。そして女優活動に力を入れたい。死ぬまで一生女優をやりたいと思っています。

 --いつから女優志望?

 幼稚園からですね。お父さんとお母さんに連れられて「美少女戦士セーラームーン」のミュージカルを見て好きになり、「私は女優になる」と思い込んでいました。今年は高校3年生で最後なので(女子高生という)“特権”を生かしながらフレッシュに頑張りたいと思います。

◇プロフィル きたむら・ゆい=1999年9月10日、神奈川県生まれ。フジテレビのバラエティー番組「ワイドナショー」などに出演している。

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