今週シネマ:6月30日、7月1日公開の映画「パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊」「忍びの国」「兄こま」…話題作が続々

映画「パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊」の場面カット (C)2017 Disney Enterprises,Inc. All Rights Reserved.
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映画「パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊」の場面カット (C)2017 Disney Enterprises,Inc. All Rights Reserved.

 今週公開される映画の注目作をピックアップする「今週シネマ」。6月30日には、女優の土屋太鳳さんがヒロインを演じた映画「兄に愛されすぎて困ってます兄こま)」(河合勇人監督)が公開。7月1日には、米俳優ジョニー・デップさんが海賊ジャック・スパロウに扮(ふん)した人気シリーズ最新作「パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊」(ヨアヒム・ローニング監督、エスペン・サンドベリ監督)、人気グループ「嵐」の大野智さんが“史上最強の忍者”役で主演した映画「忍びの国」(中村義洋監督)が公開される。

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 「パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊」は、ジャック(デップさん)が“かつての相棒”ウィル(オーランド・ブルームさん)の息子ヘンリー(ブレントン・スウェイツさん)と伝説の秘宝「ポセイドンの槍(やり)」を巡る大冒険を繰り広げる……という内容で、目まぐるしい展開や息つく暇もないほどの見せ場の多さも魅力だ。槍の手掛かりを握る女性天文学者カリーナ・スミス役でカヤ・スコデラリオさん、ジャックへの復讐(ふくしゅう)を誓う“海の死神”サラザール役でハビエル・バルデムさん、ジャックのおじ役でポール・マッカートニーさんも出演。エリザベス・スワン役のキーラ・ナイトレイさんも2007年公開の「ワールド・エンド」以来、10年ぶりに登場する。

 「忍びの国」は、和田竜(わだ・りょう)さんの人気歴史小説が原作。戦国時代、天下統一に向けてひた走る織田信長が唯一、手出しすることを禁じた伊賀の国。人でなしの忍者たちが暮らすこの国の“最強の忍び”無門は、すご腕でありながら怠け者で、女房の尻に敷かれている。そんな中、圧倒的な軍勢を率いた織田軍が伊賀に攻め込んできて……という展開。無門の妻・お国を石原さとみさん、伊賀に攻め込む決意をする織田信雄を「Hey! Say! JUMP」の知念侑李さんが演じ、鈴木亮平さん、伊勢谷友介さん、マキタスポーツさん、満島真之介さん、立川談春さんらも出演している。見どころは大野さんの肩の力を抜いた演技で、ひょうひょうとした中で魅せる、キレキレのアクションも必見だ。

 「兄こま」は、人気少女マンガの実写化で、土屋さんが制服姿で“愛され女子”を熱演。ダンス・ボーカルグループ「GENERATIONS from EXILE TRIBE」の片寄涼太さんや俳優の千葉雄大さんらが扮(ふん)する年上のイケメンたちと胸キュンシーンを繰り広げている。告白12連敗中の非モテ女子高生・せとか(土屋さん)は、恋に恋するちょっと恋愛体質な女の子だったが、初恋相手の“超毒舌なセレブ研修医”高嶺(千葉さん)と急接近すると、さらに続々と“兄系イケメンズ”たちが現れ、人生初のモテ期が到来。一方、せとかと実は血がつながっていない“ヤンキー系ツンデレ兄”はるか(片寄さん)は、揺れる自分の気持ちに戸惑いながら必死に妹を守り続けようとする……というストーリー。

 そのほか7月1日には、水泳に青春を懸ける少年たちの熱い姿を描いた劇場版アニメの第2弾「劇場版 Free!-Timeless Medley-約束」(河浪栄作監督)が公開される。

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