ユースケ・サンタマリア:主演ドラマの朝ドラ化希望 「シーズン3までやる覚悟で」

ドラマ「悦ちゃん」の会見に登場したユースケ・サンタマリアさん
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ドラマ「悦ちゃん」の会見に登場したユースケ・サンタマリアさん

 俳優のユースケ・サンタマリアさんが主演するドラマ「悦ちゃん」(NHK総合)の第1話試写会が12日、NHK放送センター(東京都渋谷区)で行われ、試写後の会見にユースケさんや共演の門脇麦さん、平尾菜々花さんらが登場した。ユースケさんは昨日、第1話を見たと言い、「感動しました。これは自分のターニングポイントになるドラマだなと。これから僕のキャリアで『悦ちゃん』前、『悦ちゃん』後と言われるな、と。シーズン3までやる覚悟です」と手応えを語り、同席した制作統括の落合将さんに「朝ドラにしません?」と大いなる野望を伝え、笑いを誘っていた。

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 ドラマは、1930年代の獅子文六さんの小説が原作のラブコメディー。昭和10(1935)年の東京を舞台に、10歳の悦子が、死別した妻を忘れられず、うだつの上がらない生活を送る作詞家の父・碌太郎のために再婚相手探しに奔走する……というストーリー。主人公の碌太郎をNHK連続ドラマ初主演となるユースケさん、その娘の悦子を平尾菜々花さん、デパートガールの池辺鏡子を門脇さんが演じるほか、石田ニコルさんらが出演する。

 会見で、演出の大原拓さんが「基本的には真っ当な人間は出てきません。唯一ちゃんとしているのが悦ちゃん。あとはちょっと変わってます」と、登場人物が「変わっている」ことを連呼すると、ユースケさんは「確かにそうなんですけれど、まるでサイコパスドラマみたいな……。そういうことではありません」と語り、門脇さんは「私、変だと思ったこと1回もなかったんですけど、(大原さんが)『変わった人』って言うから、すごく傷ついた」と苦笑いしていた。

 「悦ちゃん」は、NHK総合で15日から毎週土曜午後6時5分に放送。全8回。

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