朴ロ美:鋼の錬金術師「私の中ではバイブル」 釘宮理恵「人生変わった」

「鋼の錬金術師」のファンイベントに登場した釘宮理恵さん(左端)と朴ロ美さん(左から2番目)
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「鋼の錬金術師」のファンイベントに登場した釘宮理恵さん(左端)と朴ロ美さん(左から2番目)

 声優の朴ロ美さんと釘宮理恵さんが12日、東京都内で開かれた「鋼の錬金術師」のファンイベントに登場した。アニメ版でエルリック兄弟の兄・エドワード(エド)役を演じた朴さんは、「鋼の錬金術師」のすごさを問われ、「『生きること』『命』『自分を貫くこと』、魅力がありすぎて一言では言い尽くせない。私の中ではバイブル、聖書的存在になっている気がします」と振り返り、弟・アルフォンス(アル)役の釘宮さんも「朴さんがおっしゃっていた通りで、私も『鋼の錬金術師』(の役を)を経て人生が変わっている」と話した。

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 イベントは、同日が原作マンガの連載開始日だったことにちなんで、マンガとアニメ、実写映画のそれぞれのファンを招待し、会場には約500人が集まった。また、原作者・荒川弘さんの生原画やアニメのカットなどを公開する「鋼の錬金術師展」(一般1500円)が9月16日~10月29日、東京ドームシティ(東京都文京区)で開催されることが発表された。合わせて朴さんと釘宮さんの声を撮り下ろした音声ガイド(600円)も用意する。

 同日のイベントでは、音声ガイドの公開アフレコも実施した。アニメを思い出させる2人の軽妙なやりとりに、アフレコの終了後にファンから大きな拍手が起こった。朴さんは「人前でやるのは久々なので緊張した」と話した。

 「鋼の錬金術師」は、荒川さんが2001~10年に「月刊少年ガンガン」(スクウェア・エニックス)で連載した人気マンガで、コミックスの累計発行部数は7000万部以上。03年と09年に二度にわたりテレビアニメ化され人気を博した。実写映画「鋼の錬金術師」(曽利文彦監督)は、錬金術が科学のように発達した世界を舞台に、エド(山田涼介さん)とアルのエルリック兄弟が、人を生き返らせることに失敗して失った体を取り戻すため、そのカギとなる「賢者の石」を探す旅に出る……というストーリー。12月1日に公開される。

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