コミックボンボン:講談社の子供向けマンガ誌 ウェブマンガで10年ぶりに“復活”

「pixiv」内で復活する「コミックボンボン」1号の表紙=講談社提供
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「pixiv」内で復活する「コミックボンボン」1号の表紙=講談社提供

 2007年に休刊した講談社の人気マンガ誌「コミックボンボン」が、ウェブマンガとして10年ぶりに“復活”することが21日、明らかになった。イラスト投稿コミュニティーサイト「pixiv(ピクシブ)」内のマンガコーナー「pixiv コミック」で同日から配信を開始する。毎週金曜日更新。

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 マンガ誌だった時代の人気作「SDガンダム」シリーズや「サイボーグクロちゃん」「王ドロボウJING」などを再掲載する。また講談社が運営する子供向けのインターネット番組「ボンボンTV」の公式ツイッターで配信している「今日のこねこのチー」などの新作マンガも毎週連載する。関係者によると、今の時代に合わせてカスタマイズしながら、ネット番組「ボンボンTV」と並行して展開し、親子二世代のファンを取り込む狙い。

 「コミックボンボン」は、小学館の「コロコロコミック」と人気を二分した子供向けのマンガ誌で、1981年11月に創刊した。「機動戦士ガンダム」シリーズのコミカライズやプラモデルをテーマとした「プラモ狂四郎」などを生み出し、ピーク時には75万部を発行した。しかし「コロコロ」との競争に敗れて2007年12月に休刊。15年に「ボンボンTV」の名のインターネット番組として「ボンボン」ブランドを復活させたところ、チャンネルの登録数が75万を超えるなど人気を博している。

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