杉田智和:海外ドラマ「スコーピオン」第3弾の魅力は各キャラの“知らない部分”を描く物語

海外ドラマ「SCORPION/スコーピオン シーズン3」の日本語吹き替え版に出演する(左から)田村聖子さん、福田賢二さん、小林沙苗さん、杉田智和さん、谷昌樹さん、原田晃さん
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海外ドラマ「SCORPION/スコーピオン シーズン3」の日本語吹き替え版に出演する(左から)田村聖子さん、福田賢二さん、小林沙苗さん、杉田智和さん、谷昌樹さん、原田晃さん

 声優の杉田智和さんが東京都内で10日にあった海外ドラマ「SCORPION/スコーピオン シーズン3」日本語吹き替え版キャストの取材会に出席した。同作は、IQのトータルが700という天才4人らのチーム「スコーピオン」が国家危機や難事件を解決する姿を描く人気海外ドラマの第3弾。主人公を演じる杉田さんは見どころを「各キャラクターのパーソナルの部分を掘り下げ、今まで知らなかった部分が出てくる。シリーズを通して見て下さっている方にはうれしいと思う」と明るく語った。

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 コンピューターの天才だが社会性が無いウォルター・オブライエン役の杉田さんは「例えば、ウォルターが実家に帰るシーンが出てくるのですが、過去に天才を鼻にかけて誤解を受けていじめっ子に殴られていたりとか。ウォルターの知らない部分が出てきて、演じる側がキャラクターを好きになってくるのが、この作品の面白いところ」と魅力も語った。ウォルターの魅力については「計算高く作戦を立てても、最後は体を張ったり、感情論とかに任せるところは、シュールで好きですね」とほほ笑んだ。

 取材会には、田村聖子さん、福田賢二さん、小林沙苗さん、谷昌樹さん、原田晃さんも出席。田村さんは、収録現場の雰囲気について「(キャストらは)常にチームワークを発揮してます。とても雰囲気が良いです」と話すと、全員がうなずいた。チームリーダーのガロ役の谷さんがゲスト声優の椅子を用意したり、現場を盛り上げていることが明かされると、杉田さんは「ガロさながらの動きをしてくれています」と語った。

 ウォルターとペイジのつかず離れずの関係に新たな展開が生まれるといい、ペイジ役の小林さんは「ウォルターとペイジの関係性は不器用過ぎて、そこがとても可愛らしい」といい「ペイジの母親も登場して(物語が)複雑になり、ウォルターのいろいろな表情が見られると思います」とにっこり。原田さんは「ゲスト声優が豪華」と話し、福田さんも「ゲストで出てくるキャラクターを演じるのは(声優の)大先輩ばかり、そこもお楽しみに」とアピールした。

 「SCORPION/スコーピオン シーズン3」は、IQ197のコンピューターの天才ウォルター、天才行動心理学者のトビー、メカの天才ハッピー、天才数学者シルベスターの「トータルIQ700」の4人組と、シングルマザーのペイジ、その息子で天才児のラルフ、国土安全保障省の捜査官・ガロらのチーム「スコーピオン」が、数々の国家犯罪レベルの難事件に挑む姿を描く。2カ国語版が海外ドラマ専門チャンネル「スーパー!ドラマTV」で25日から毎週火曜午後10時ほかで放送。字幕版は毎週火曜深夜0時ほかで放送される。

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