ドラゴンボールDAIMA
第11話 デンセツ
12月23日(月)放送分
劇場版アニメ「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」(新房昭之総監督、18日公開)で主人公・なずなの声を担当した女優の広瀬すずさんが、同アニメの劇中で歌声を披露していることが3日、明らかになった。広瀬さんが歌うのは松田聖子さんの名曲「瑠璃色の地球」で、劇中で披露されるほか、9日発売の同アニメのオリジナルサウンドトラックにも、“なずな名義”で収録される。広瀬さんは初めてレコーディングに挑んだといい、「私の歌がCDになるのは最初で最後かもしれません! 今回は、本当に貴重な体験をさせていただきました」とコメントしている。
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同アニメは、1993年に制作された岩井俊二監督のテレビドラマ作品が原作で、現代的な要素を加え、長編ならではのラブストーリーに仕上げている。とある海辺の町が舞台で、クラスメートたちが花火大会を前に「打ち上げ花火は横から見たら丸いのか?」と盛り上がる中、クラスのアイドル・なずなに思いを寄せる典道は、時間が巻き戻る不思議な体験の中で、なずなから「かけおち」に誘われるが……というストーリー。広瀬さんのほか、声優として、菅田将暉さん、松たか子さん、宮野真守さん、梶裕貴さん、花澤香菜さん、櫻井孝宏さんらも出演している。
広瀬さんが歌声を披露するのは、なずなが典道との駆け落ちの道すがら、幼いころからなずなの母が口ずさんでいたという「瑠璃色の地球」をアイドルさながらに披露する……というシーン。楽曲は映画オリジナルの編曲になっているという。
広瀬さんは「『瑠璃色の地球』を劇中で歌うと聞いたときは驚きました。松田聖子さんの曲ですと『赤いスイートピー』はカラオケでよく歌わせていただいていたのですが、もともと歌が本当に苦手で……。私にとっては難しい曲でしたが、練習していくうちにどんどん楽しくなっていきました」と振り返り、歌唱シーンについては「壮大な世界観を持った『瑠璃色の地球』が流れる場面のなずなと典道の姿は、ちっぽけなようにも見えるけど、とても大きな勇気をもらえる、すてきなシーンになりました」とアピール。実際に試写室で歌声が流れたときは「『このシーン早く過ぎて!』と思いました(笑い)」といい、「やっぱり歌は苦手です! 私の歌がCDになるのは最初で最後かもしれません! 今回は、本当に貴重な体験をさせていただきました」と語っている。
プロデューサーの川村元気さんは「なずな役の広瀬すずさんが歌う『瑠璃色の地球』は、小さな恋からはじまって大きな世界へと広がっていく、この映画そのものを表現しているように思います」、新房総監督は「まっすぐな2人を包み込むような歌詞は、2人を希望の世界に飛び出せるように後押しをしてくれているようで、励まされます」とそれぞれコメントを寄せている。
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