女川中バスケ部 5人の夏:バスケに青春を懸ける少女たち実話がアニメに

アニメ「女川中バスケ部 5人の夏」のビジュアル=NHK提供
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アニメ「女川中バスケ部 5人の夏」のビジュアル=NHK提供

 東日本大震災の影響で部員不足となりながら、全国大会出場を目指した宮城県女川町の女川中学校女子バスケットボール部の実話を基にしたアニメ「女川中バスケ部 5人の夏」が、NHKで放送されることが分かった。「ONE PIECE」「DAYS」などの宇田鋼之介さんが監督を務め、NHK連続テレビ小説「あまちゃん」のイラストの“あま絵”で知られる青木俊直さんがキャラクター原案、宮城県出身のシンガー・ソングライター・遊佐未森さんが音楽を担当する。

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 主人公の5人の声優として、佐々木李子さん、三瓶由布子さん、伊瀬茉莉也さん、潘めぐみさん、大和田仁美さんが出演。女優の倉科カナさんが、5人を見守るコーチを演じ、プロバスケットボールプレーヤーの大神雄子さんが本人役で出演する。また、宮城県出身で声優の山寺宏一さん、お笑いコンビ「サンドウィッチマン」も出演し、女優の綾瀬はるかさんがナレーションを担当する。

 アニメに登場する女川中学校女子バスケ部は全国大会3位の実績を持つ強豪だったが、東日本大震災以降、部員が激減し、レギュラー選手は3年生の5人だけとなってしまう。アニメは、ひたむきに大会出場を目指して挑戦する姿を描く。また、中学校を卒業した彼女たちの“今”も追う。

 「女川中バスケ部 5人の夏」はNHK・BS1で27日午後10時に放送。東北ブロックはNHK総合で25日午後8時に先行放送される。

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