きみの声をとどけたい：新人声優ユニット「NOW ON AIR」がオーディション振り返る　「最後まで…」

　劇場版アニメ「きみの声をとどけたい」（伊藤尚往監督、25日公開）の試写会が14日、東京都内で行われ、アニメで主演を務める新人声優ユニット「NOW ON AIR」の田中有紀さん、飯野美紗子さん、鈴木陽斗実さんが登場した。同ユニットは、約3000人が応募したオーディションに合格した6人組で、龍ノ口かえで役の田中さんは「歌うことや演技が好きで、アニメも好きだった。声優さんは、やりたいことができる職業と思い、高校3年生の時にオーディションを受けました。どこまで自分ができるのか……と思っていたので、びっくりしました。受かりたいと思っていたけど、最後まで分からなかった」と振り返った。

ウナギノボリ

解説：新たな“最高峰”を目指したガンプラ　45周年のこだわりとは

　また、琵琶小路乙葉役の鈴木さんは、デビューしてから「自分自身が変わった。引っ込み思案で、人としゃべるのが怖かったけど、自分の思いを相手に伝えられるようになってきました」と明かした。アニメは25日に公開を控えており、浜須賀夕役の飯野さんは「ついに来てしまった……。（自分たちの）集大成として皆さんに届けば」と話した。

　アニメは、湘南を舞台に、女子高生たちの悩み、葛藤、夢などを描く。将来の夢が見つからず少し焦っている行合なぎさは、何年も使われていないミニFMステーションに迷い込み、出来心からDJのまねごとをしたことをきっかけに、仲間たちとラジオ番組を始めることになる……というストーリー。試写会は、TOKYO FMのラジオ番組「SCHOOL OF LOCK！」の“課外授業”として行われた。田中さんら3人は、14日放送の同番組にも出演する。