今週のおんな城主 直虎:第34回「隠し港の龍雲丸」 政次を失った直虎は“どん底”に? 龍雲丸は命がけの勝負に出る!

NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」第34回の一場面 (C)NHK
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NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」第34回の一場面 (C)NHK

 女優の柴咲コウさん主演のNHK大河ドラマおんな城主 直虎」の第34回「隠し港の龍雲丸」が27日に放送される(総合、午後8時ほか)。唯一無二の心の支えだった政次(高橋一生さん)を亡くし、直虎(柴咲さん)は失意のどん底に陥る。同じころ気賀では、龍雲丸(柳楽優弥さん)が民や仲間を守ろうと命がけの勝負に出る……。

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 政次を失い放心状態の直虎は、現実を受け入れることができずに苦しむ。一方、家康(阿部サダヲさん)率いる徳川の軍勢は遠江を攻め進み、氏真(尾上松也さん)の籠(こ)もる掛川城へと迫りつつあったが、これに対し今川勢も必死の粘りを見せ、徳川軍は苦戦を強いられることとなる。そして戦乱の波は、気賀の方久(ムロツヨシさん)や龍雲丸たちの目前にも迫る。

 「おんな城主 直虎」は56作目の大河ドラマで、森下佳子さん脚本のオリジナル作品。幕末の大老・井伊直弼の先祖で、徳川家康の重臣・井伊直政の養母に当たる主人公・直虎が男の名で家督を継ぎ、今川、武田、徳川が領地を狙う中、仲間と力を合わせて国を治め、幼い世継ぎの命を守りながら生き延びていく物語。

 第33回「嫌われ政次の一生」では、徳川と内通していた直虎と政次は、約束通り井伊谷(いいのや)を明け渡そうとするが、侵攻する徳川の軍勢に向かって突然、矢が放たれる。井伊谷をわがものにしようとする近藤康用(橋本じゅんさん)による罠(わな)で、直虎は政次の潔白を主張するも、聞く耳を持たない徳川方に牢(ろう)に閉じ込められてしまう。そして、処刑場にはりつけにされた政次は、直虎に胸をやりで刺されて壮絶な最期を迎える……という展開だった。

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