セガの人気ゲーム「龍が如く」シリーズの開発チーム「龍が如くスタジオ」が、人気マンガ「北斗の拳」と「龍が如く」のコラボレーションタイトル「北斗が如く」を制作することが26日、明らかになった。東京都内で同日に行われた新作タイトル発表会で、「龍が如く」シリーズ総合監督の名越稔洋さんが発表した。完全オリジナルストーリーで、主人公・ケンシロウの声は、同ゲームの主人公・桐生一馬役でおなじみの黒田崇矢さんが担当、PS4で2018年に発売予定。
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ゼネラルプロデューサーの佐藤大輔さんは「(『龍が如く』シリーズの)ノウハウを生かして、何か新しいことができないかと考えるようになって、今回のコラボのアイデアが出て、実現している真っ最中。原作の人気キャラはもちろん、オリジナルキャラも(作画の)原(哲夫)先生にデザインしていただく」と明かした。また、「『こんなケンシロウ見たことない』がコンセプト」といい、「龍が如く」の出演声優を起用したり、ユニークなミニゲームを追加したりと、同ゲームとの関連性も随所にちりばめるという。
ケンシロウの声を担当することになった黒田さんは「まさかのまさかで、『ええっ!?』って尋常じゃない声が出た。うれしいだけですね。ずっとケンシロウを演じたいと思っていた。(オファー時から)思い出せる限りのせりふを練習しました」と喜びをにじませていた。
この日は、「北斗が如く」のほか、シリーズ最新作となるPS4専用ソフト「龍が如く 極2」の12月7日発売、これまでの主人公・桐生一馬に続き、新主人公の春日一番の物語が描かれる「新・龍が如くプロジェクト」の第1弾、オンラインタイトルの「龍が如く ONLINE」の制作が発表された。発表会は、名越さんが司会を務め、シリーズ最新作に出演する白竜さん、木下ほうかさん、木村祐一さん、寺島進さん、「龍が如く ONLINE」で、春日一番役を務める中谷一博さんらが登場した。
「龍が如く」は、架空の歓楽街を舞台にさまざまな人間ドラマを描いた人気ゲームシリーズ。同シリーズは2005年12月に第1作が発売され、シリーズ累計800万本超を販売。映画化、舞台化もされている。これまでに高橋克典さんや北大路欣也さん、矢口真里さん、篠原信一さんらがキャラクターとして登場したことがある。
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