高良健吾:五股かける“ダメ男”役で連ドラ主演 “ヒロイン”役は城田優

「連続ドラマW バイバイ、ブラックバード」に出演する高良健吾さん(左)と城田優さん
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「連続ドラマW バイバイ、ブラックバード」に出演する高良健吾さん(左)と城田優さん

 俳優の高良健吾さんが、WOWOWの連続ドラマ「連続ドラマW バイバイ、ブラックバード」で主演を務めることが30日、分かった。ドラマは伊坂幸太郎さんのベストセラー小説が原作で、高良さんは出会ってひかれる女性すべてと付き合い、五股をかけてしまう“ダメ男”の星野一彦を演じる。また、金髪で“男性プロレスラー並みの体形”のヒロイン・繭美役で城田優さんも出演する。

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 伊坂さんの作品が連ドラ化されるのはこれが初めてで、ある組織への多額の借金の清算として、「とてもじゃないけど人間の生活が送れない」場所に“あのバス”で連れ去られる運命が待ち受ける主人公・星野一彦(高良さん)は、“あのバス”で連れて行かれる前に、五股をかけていた5人の恋人たちに会って別れを告げることにする。そんな彼のお目付け役として“お別れ行脚”に付き合うことになったのが、怪異な外見の繭美(城田さん)。監視役の繭美と共に、星野の大切な人にさよならを告げる日々がスタートする……というストーリー。

 高良さんは「この作品はとても不思議な魅力を持っています。僕自身も演じながら、その魅力をつかみ取っていった感じです。ドラマを見ていると、展開の速さにふっと置いていかれる瞬間が必ずあると思うんですけど、必死にしがみついて見てください。きっと生きていく上で大切な“何か”を感じ取ってもらえると思います」とアピール。

 また、城田さんは「最初で最後であろう女役が繭美でよかったなと思うくらい、やりきっていますね。星野、繭美というそれぞれのキャラクターの相反する2人の正反対の部分が、だん だん近づいて、“あうん”の呼吸じゃないですけど、夫婦漫才みたいになっていくシーンがあって、そこがすごく好きです」とコメントしている。

 原作者の伊坂さんは「この小説は毎回、同じシチュエーション、『出会いの場面』と『恋人に別れ話を切り出す』ところから話が始まります。それだけに、単調にならないよう、出てくる女性や物語の雰囲気に変化をつけることに力を注ぎましたから、各話の共通点や違いが楽しめる『連続ドラマ』という形で映像化してもらえるのは、本当にありがたいです」と喜んでいる。

 「連続ドラマW バイバイ、ブラックバード」は2018年スタートで、毎週土曜午後10時放送。全6話で、第1話は無料放送される。

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