テレビ東京:10月改編のテーマは「らしさ継続とタテ流れ強化」

テレビ東京が10月期の番組編成説明会を開催
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テレビ東京が10月期の番組編成説明会を開催

 テレビ東京は1日、東京・六本木の同局で10月期の番組編成説明会を開催し、新番組のラインアップを発表した。改編率は全日帯は9.9%、ゴールデン帯(午後7~10時)は29.2%、プライム帯(午後7~11時)は23.0%で、今回の改編のテーマは「テレ東らしいソフト開発の継続と“タテ流れの強化”」。縄谷太郎編成部長は「他局とはひと味違う独自路線を感じてもらえるようなことを意識した」といい、「今の時代で視聴者が違和感というか、独自性を感じ取ってもらえるものをレギュラー編成していければ」と語った。

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 これまで特番で放送された、100円ショップのグッズを通して世界の人々の暮らしや文化をのぞき見るバラエティー番組「ヒャッキン!~世界で100円グッズを使ってみると?~」(火曜午後6時55分)がレギュラーとしてスタート。「ありえへん∞世界」「開運!なんでも鑑定団」と“タテの流れ”を強化。

 また、「世界!ニッポン行きたい人応援団」が月曜午後8時に、「ソレダメ! ~あなたの常識は非常識!?~」が水曜午後6時55分に、「THE カラオケ バトル」が同午後7時54分に、「主治医が見つかる診療所」が木曜午後7時58分に、それぞれ移行して放送される。

 これにより、月曜日は午後7~22時台に「YOUは何しに日本へ?」「世界!ニッポン行きたい人応援団」「世界ナゼそこに?日本人~~知られざる波瀾万丈外伝~」「未来世紀ジパング」となり、さらに、木曜日は「主治医が見つかる診療所」「和風総本家」という流れになる。縄谷編成部長は「NHKをはじめ、他局の裏環境もある。月曜日は“世界”がテーマ」といい、「木曜日は高齢層を狙っている。月曜日にNHKを見ていた視聴者が(『主治医が~』を)木曜に移動することで見に来てもらえる可能性が増える」と意気込んだ。
 

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