カンブリア宮殿:放送20年で大幅リニューアル 新MCに金原ひとみとヒャダイン 現MCの村上龍「作家は、死なず、ただ立ち去るのみ」

4月から「カンブリア宮殿」の新MCを務める金原ひとみさん(左)とヒャダインさん (C)テレビ東京
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4月から「カンブリア宮殿」の新MCを務める金原ひとみさん(左)とヒャダインさん (C)テレビ東京

 テレビ東京の経済トーク番組「カンブリア宮殿」(テレビ東京系、木曜午後11時6分)が、2006年4月の放送開始から今年4月に丸20年の節目を迎えるに当たり、大幅リニューアル。新MCを作家の金原ひとみさんと音楽クリエイターのヒャダインさんが務めることが1月16日、明らかになった。MC交代は番組初。

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 番組はこれまで、作家の村上龍さんと俳優の小池栄子さんがMCを務め、時代の先端を走る企業のトップをゲストに招き、“大人のための経済トークショー”として経営層やビジネスマンから支持を得てきた。

 リニューアル後、メインインタビュアーを務めるのは、20歳のときにデビュー作「蛇にピアス」で芥川賞を受賞した金原さん。金原さんと共にインタビュアーを務めるのは、音楽クリエイターとして多くのアイドルやアーティストへの楽曲提供、アニメやゲームの作詞・作曲・編曲を手がけ、自身もアーティスト、タレントとしてマルチに活躍するヒャダインさん。同世代のトップクリエイター2人が感性をぶつけ合い、化学反応を起こしながら異分野である企業トップに切り込む。

 発表にあたって、現在メインインタビュアーを務める村上さんは「作家は、死なず、ただ立ち去るのみ」とコメントしている。

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 金原さん、ヒャダインさんらのコメントは以下の通り。

 ◇金原ひとみさんのコメント

 この度、「カンブリア宮殿」で村上龍さんの後任としてインタビュアーを務めさせていただくことになりました。20年視聴者に愛され続け、自分にとっても村上龍さんと小池栄子さんというお二人とともにあるのが当たり前になっていた番組に携わること、今も信じられません。

 正直に言えば、最初にお話をいただいた時、もっとふさわしい人がいるだろう、と頭の中に3人くらいの作家が思い浮かびました。プロデューサーに口説かれてもなお、3人の作家が頭から消えませんでした。

 私がやっていいんでしょうかと同席していた編集者に聞いても、どうなんでしょうと不安そうでしたし、あの人とかこの人とかの方が良くないですかねと頭に浮かんでいた作家たちの名前を挙げると、順当に行けばそのあたりですよね、と言われました。

 こんな体験はそうそうできることではないのだからと、もう腹を決めてしまった今も、3人の作家が頭から消えません。ですがおもしろそうな誘惑に負けて受けてしまった以上、やるしかありません。

 完全な門外漢であり、人選ミスかもしれません。ですが順当ではない人選をした番組の気概に便乗して、好奇心と取材欲を解放して、とにかくやってみようと思います! 

 ◇ヒャダインさんのコメント

 テレビ東京の看板番組のリニューアル、ご任命いただき大変にワクワクしております。プレッシャーを全く感じていない自分にもワクワクしています。時代を創っているトップランナーの皆様から放たれる言葉たちを丁寧に視聴者の皆様に橋渡しできるよう努めます。また、金原さんがのびのびと言葉を紡げる環境になるよう精いっぱいサポートいたします。

 いろいろと言いましたが私はごうつくばりな人間でして、収録で得た知識や気づきを曲作りにも転用させようと虎視眈々でございます。新しいって楽しい! 末永くよろしくお願いします。

 ◇小林史憲チーフプロデューサー(テレビ東京報道局)のコメント

 20年にもわたり「カンブリア宮殿」を引っ張ってくださった、村上龍さんと小池栄子さんには感謝しかありません。2人が築き上げた番組の根幹は変えず、しっかりと受け継ぎながら、時代を捉えて変革も起こしていきたいと思っています。

 継承するのは作家・金原ひとみさん。独特で鋭い感性、激烈な文体で時代を切り取ってきました。デビュー作「蛇にピアス」の解説を龍さんが執筆し、龍さんの最新の小説「ユーチューバー」の解説を金原さんが執筆したという、運命的な“物語”もあります。もう1人が音楽クリエイター・ヒャダインさん。作詞・作曲、アーティスト、タレント活動のほか、学生向け起業コンテストの司会を務めるなど、好奇心旺盛で今の時代を象徴するマルチキャリアを実践しています。

 2人がどんな化学反応を起こし、異分野である企業トップにどう切り込んでいくのか? 私も今からワクワクしています。「変わりゆく世界を、共にサバイブしよう」金原さんが自著の刊行に寄せた言葉です。新しいカンブリア宮殿は、激動する世界、激変する社会に、企業や経営者がサバイブする方法を考えていきたいと思います。

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