リリー・フランキー:2月の海で撮影 監督を「鬼畜だなと思った」

映画「パーフェクト・レボリューション」の完成披露舞台あいさつに登場したリリー・フランキーさん
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映画「パーフェクト・レボリューション」の完成披露舞台あいさつに登場したリリー・フランキーさん

 イラストレーターで俳優のリリー・フランキーさんが7日、東京都内で行われた主演映画「パーフェクト・レボリューション」(松本准平監督)の完成披露舞台あいさつに登場。撮影時の思い出について聞かれたリリー・フランキーさんは「2月に海に入りました。そのとき雨も降っていて、監督が『雪にならないかな』と話していた……。鬼畜だなと思った」と振り返った。

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 車椅子生活を送る主人公を演じたリリー・フランキーさんは「(車椅子の操作が)結構難しくて、(撮影に)入る前に操作のためだけにレッスンにも行った」と告白。現在は乗りこせなせるようになったといい、「車いらないから(電動車椅子が)一台欲しい。家から銀座まで10分で行けますよ」と語っていた。

 舞台あいさつには清野菜名さん、小池栄子さん、松本監督、企画・原案を手掛けた熊篠慶彦さんも出席。また、劇中歌を提供したロックバンド「銀杏BOYZ」の峯田和伸さんがサプライズゲストとして登場し、全員に花束を贈った。

 映画は、障害者への理解を求める活動を続ける熊篠さんの実体験を基に、幼少期に脳性まひを患い車椅子生活を送るクマ(リリーさん)と、つらい過去から精神に障害を抱える美少女・ミツ(清野さん)が「生まれも性別も、職業も能力も、お金も年齢も関係ない、本当の幸せ」を証明するため、周りに立ちはだかる壁をぶち壊して突き進む姿を描いたラブストーリー。29日公開。

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