香川照之:「昆虫すごいぜ!」反響は想定外「こういうことになるとは…」 “3時間目”10月放送

NHK・Eテレ「昆虫すごいぜ!」の“カマキリ先生”こと香川照之さん (C)NHK
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NHK・Eテレ「昆虫すごいぜ!」の“カマキリ先生”こと香川照之さん (C)NHK

 昆虫好きで知られる俳優の香川照之さんによる人気“昆虫番組”「香川照之の昆虫すごいぜ!」(NHK・Eテレで)の“3時間目”が10月9日に放送される。8月の“特別編”を加えると番組は4回目。インターネットを中心に大きな反響を呼んでいるが「こういうことになるとは思っていませんでした」と香川さんにとって想定外だったようで、「好きなことを仕事にできるということが、こんなに素晴らしいことなんだなということを改めて感じていますし、本当に感謝しております」と語っている。

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 一方で、香川さんは「昆虫界の池上彰さんになった気分」といい、「周囲からは、もはやライフワーク、ほとんど私の代表作のように語られているのがありがたいですし、私自身もそう思っています」ときっぱり。また、「いろいろな人から“カマキリ先生”と呼ばれるようになったのが本当にうれしい。特に子供たちが僕のことを見る目が変わりました。完全に俳優ではなく、昆虫に詳しいおじさんだと思われています」と笑うと、「『あのおじさん、かぶり物がないと、本当はこういう顔をしているんだ!』みたいな、そんな熱い視線を感じていますね」と人気を実感していた。

 「昆虫すごいぜ!」は、香川さんがカマキリの着ぐるみ姿の“カマキリ先生”に扮(ふん)して、大好きな昆虫の生態を紹介する教育番組。これまで2016年10月に“1時間目”、17年5月に“2時間目”、同8月に“特別編”を放送。トノサマバッタ、モンシロチョウ、タガメを取り上げてきた。

 “3時間目”のテーマは「オニヤンマ」。時速60キロを超えるとされるスピードと、日本のトンボでは最大というサイズと美しさが特徴だ。香川さんは番組内で子供のころに学んだという秘策により、オニヤンマの捕獲に挑むといい、「トンボを捕まえたときの“捕食者”カマキリ先生の喜び。アドレナリンが出る。それが今回も見どころです」と香川さんは力を込める。

 また、「トンボの捕獲ロケで夢中になりすぎて、熱中症気味になりました」と話すなど、香川さんの“昆虫愛”はとどまるところを知らず、「昆虫の素晴らしさを伝えるためなら、この香川照之、いくらでも体を張りますので、今回もぜひご覧ください!」と視聴者にメッセージを送っている。番組は10月9日午前9時に放送。

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