松本潤:有村架純の“崩れる表情”を絶賛

映画「ナラタージュ」の試写会イベントに出席した有村架純さん
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映画「ナラタージュ」の試写会イベントに出席した有村架純さん

 人気グループ「嵐」の松本潤さん27日、東京都内で行われた主演映画「ナラタージュ」(行定勲監督)の試写会イベントに共演の有村架純さんらと登場。高校教師と元教え子の“禁断愛”を描く今作の見どころについて、松本さんは「(有村さんの)表情が崩れるところ。体当たりの演技をしている分、如実にそれが出ている」と絶賛し、行定監督は、有村さんが松本さんに対して土下座をするというクライマックス前のシーンを挙げ、「女が土下座をしているんです。(松本さんは)とんでもないやつだね」と冗談めかして非難し、松本さんを苦笑させた。

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 映画は、高校教師の葉山貴司(松本さん)と元教え子の工藤泉(有村さん)が、時がたって再会した後、決して許されない、けれど一生に一度しか巡り合えない“究極の恋”に落ちていく……という展開。松本さんは「苦くて傷ついて、『恋愛って何なんだろうな』というラブストーリーに仕上がった」と自信を見せた。

 この日は、来場者から募集した「一生に一度の恋のエピソード」の中から、登壇者が気に入ったものを発表。松本さんは「10歳以上年の差がある人に恋をしている」エピソードを選び、「この映画を見ることで、少し背中を押すことができればと」とエールを送った。有村さんは携帯電話がない時代の悲しい恋愛エピソードを選び、「今の時代じゃない恋愛にピュアさを感じる」と理由を語った。

 また、行定監督は「いとこに恋をしてしまった」というエピソードをチョイス。「障害があるほどラブストーリーが盛り上がる」などと妄想トークを繰り広げ、松本さんらから「妄想が激しいですね」と制されていた。イベントには坂口健太郎さんも登場した。

 「ナラタージュ」は、島本理生さんが20歳の時に執筆した同名恋愛小説(2005年、角川書店)が原作。大学2年生の工藤泉のもとに、高校時代に恋心を抱いて今は忘れようとしていた母校の教師・葉山貴司から電話がかかってくる。葉山は、泉が高校時代に所属していた演劇部の卒業公演に参加してくれないかと誘う。1年ぶりに再会した葉山と泉だったが、泉は卒業式の日の誰にも言えない葉山との思い出を胸に抑えていた気持ちが募り、葉山も複雑な感情を抱えていたところ、大きな事件が起こり……というストーリー。10月7日全国公開。

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