1990年代に人気を博した任天堂の家庭用ゲーム機「スーパーファミコン」を手のひらサイズにした「ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン(ミニスーファミ)」が5日、全国の家電量販店などで一斉に発売された。東京・秋葉原のヨドバシAkibaでは午前9時半の開店時に約130人が列を作った。
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同店では事前予約分のほか、若干数の当日販売分を用意。当日の始発で来たという東京都江戸川区の30代男性会社員は「スーパーファミコンは当時、自分が小学生のときに遊んだゲーム機で、思い出がある。友達と一緒なら『魂斗羅スピリッツ』、1人なら『スーパーマリオワールド』を遊びたい」と話していた。同じく始発組だったという東京都北区の20代男性会社員は「みんな2Dの(昔の)ゲームに飢えていると思う。スーパーファミコンには名作が多いので、収録タイトル数が足りない」と訴えていた。
「ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン」は、90年に発売された家庭用ゲーム機「スーパーファミコン」を小型化し、21種類のソフトを収録したゲーム端末。「スーパーマリオワールド」や「スーパーマリオカート」などの人気ソフトに加え、「スターフォックス」の続編として開発されたが未発売だった「スターフォックス2」も収録されていることから話題となっている。セットになっている2個のコントローラーは、大きさとボタンの配置もスーパーファミコンを再現しており、当時と変わらない感覚で楽しめる。価格は7980円(税抜き)。
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