注目アニメ紹介:「クジラの子らは砂上に歌う」 謎に満ちた砂の楽園のファンタジー

テレビアニメ「クジラの子らは砂上に歌う」のビジュアル (C)梅田阿比(月刊ミステリーボニータ)/「クジラの子らは砂上に歌う」製作委員会
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テレビアニメ「クジラの子らは砂上に歌う」のビジュアル (C)梅田阿比(月刊ミステリーボニータ)/「クジラの子らは砂上に歌う」製作委員会

 梅田阿比さんが「月刊ミステリーボニータ」(秋田書店)で連載中の人気マンガが原作のテレビアニメ「クジラの子らは砂上に歌う」が8日からTOKYO MX、KBS京都ほかで順次、スタートする。砂の海に覆われた世界に生きる人々の戦いを描くファンタジーだ。

ウナギノボリ

 砂が全てを覆い尽くす世界の中で、513人の人々は小島のような漂泊船「泥クジラ」の上で暮らしていた。外界と遮断された島では、感情が源の超能力・情念動(サイミア)を持つ代わりに短命な「印(シルシ)」と、能力を持たないが長命の「無印(むいん)」という2つの種族が穏やかな共同体を営んでいた。

 「印」の少年チャクロは、日々の出来事を執拗(しつよう)なまでに書き留めるハイパーグラフィア(過書の病)の特性を生かし、島の記録係を務めていた。ある日、チャクロは泥クジラに漂着した廃墟船を調査する中で、謎の少女・リコスと出会う。初めての外界の人間との接触が、泥クジラの人々の運命を大きく変えていく……というストーリー。

 「東京喰種 トーキョーグール」などの花江夏樹さんがチャクロを、「ゲーマーズ!」などの石見舞菜香さんがリコスを演じ、梅原裕一郎さん、島崎信長さん、小松未可子さん、神谷浩史さんらも声優として出演。「四月は君の嘘」などのイシグロキョウヘイさんが監督を務め、「とある科学の超電磁砲(レールガン)」「アリスと蔵六」などのJ.C.STAFFが制作する。

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