千葉雄大:朝ドラ兄役でファン層拡大へ はかなげなメガネ男子を好演「癒やされる」の声も

NHKの連続テレビ小説「わろてんか」でヒロインの兄・新一を演じている千葉雄大さん (C)NHK
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NHKの連続テレビ小説「わろてんか」でヒロインの兄・新一を演じている千葉雄大さん (C)NHK

 2日にスタートした葵わかなさん主演のNHKの連続テレビ小説「わろてんか」でヒロイン・てんの兄・新一を演じている千葉雄大さんが話題だ。朝ドラ初出演となる千葉さんは元々、特撮ドラマ出身で、10~20代向けの学園青春ものや胸キュン恋愛映画の“名バイプレーヤー”のイメージも強い。一方、今回の「わろてんか」では、はんなりとした京言葉の似合う、はかなげなメガネ男子を好演。幅広い年齢層へのアピールも十分で、人気・知名度はさらに上昇、ファン層も拡大しそうだ。

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 ◇28歳で高校生役も 共演者の“可愛さイジり”はもはや定番

 千葉さんは1989年3月9日生まれ、宮城県出身。2010年放送のスーパー戦隊シリーズ「天装戦隊ゴセイジャー」(テレビ朝日)のアラタ/ゴセイレッド役で俳優デビューし、以降ドラマ、映画に多数出演。28歳になった現在も違和感なく制服姿で高校生を演じることができる“童顔キャラ”として知られ、10~20代向けの学園・青春ものや胸キュン恋愛映画を主戦場に安定した演技を披露してきた。また出演作の舞台あいさつでは、共演者から“可愛さ”をイジられるのも定番になっている。

 そんな千葉さんが「わろてんか」で挑んでいるのが、ヒロインの人生の大きな指針となる心優しい“理想のお兄さま”。新一は病弱な体であるため、どんな病気でも治せる薬の開発に人一倍強い意欲を見せる信念の男だ。外見の雰囲気はどこかはかなげで、物腰の柔らかさや、丸メガネからのぞかせる温かく見守るようなまなざしも特徴で、視聴者からは千葉さんの演技や役作りに対して「朝から癒やされる」との声が多数上がっている。

 ◇病弱な新一にファンやきもき? 仲むつまじい兄妹ショットに“ほっこり”

 3日放送の第2話で早くもぜんそくの発作で倒れるなど、ファンをやきもきさせた新一だが、5日放送の第4回では、てんと一緒となって「笑いの色」を考えてあげるなど、仲むつまじい兄妹の姿を披露し、ほっこり気分を提供した。さらに9日から始まった第2週「父の笑い」では、新一が藤岡家のピンチに立ち向かう姿も描かれるといい、千葉さんが今後どういった演技を見せてくれるのか、注目だ。

 「わろてんか」は、京都の老舗薬種問屋の長女で、笑いをこよなく愛するヒロイン・藤岡てん(葵さん)が、大阪を日本一の笑いの都にしていく姿を描く一代記。NHK総合で月~土曜午前8時ほかで放送。全151回。

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