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WUG:吉岡茉祐がテレビアニメ新章を語る 「ファンに恩返しを」

アニメ
テレビアニメ「Wake Up, Girls! 新章」で島田真夢の声優を務める吉岡茉祐さん

 アイドルをテーマとしたアニメ「Wake Up,Girls!(WUG)」の新作テレビアニメ「Wake Up, Girls! 新章」が、9日深夜からテレビ東京ほかで順次、スタートする。アニメに登場するアイドルグループの島田真夢を演じるのが吉岡茉祐さんだ。吉岡さんはアニメから生まれた声優ユニット「Wake Up,Girls!」としても活動。声優、ユニットと多方面の活躍が注目を集めている。「ファンの方に恩返ししたい」と話す吉岡さんに、新章への思いやユニット、声優としての活動について聞いた。

 ◇アフレコの感覚が懐かしかった

 「WUG」は仙台を舞台に、ローカルアイドルユニットのメンバーが活動を通じて成長する姿を描いたアニメ。テレビアニメが2014年1~3月に放送されたほか、劇場版アニメも公開された。新章は、「てーきゅう」「ベルセルク」などの板垣伸さんが監督を務め、ミルパンセがアニメを制作する。

 吉岡さんは「(15年公開の)劇場版が終わってから、時間がたっていたので、どうなるのかなあ……と思っていたし、自分自身も模索もしていた時期。制作が決まった時は、うれしかった。ファンの方たちが待ってくださっていた。その人たちに恩返しがしたかった」と話す。

 テレビアニメは、14年以来だが、吉岡さんは今年、上演された舞台版でも真夢を演じるなど、継続して役と向き合ってきた。しかし、アニメで再び真夢を演じることについて「期間が空いてしまったので、不安はあった」という。「アフレコの感覚が懐かしかった。今は毎週、アフレコがあり、回を重ねる度に思い出すこともあります。継続して演じていたものの、(キャラクターの)内面的な成長の度合いの調整が難しかったですね」と明かす。

 ◇再び原点に戻った

 新章では、アイドルグループ「WUG」が、アイドルの祭典で国民的アイドルグループ「I-1club」を破り、優勝した後の日々が描かれる。吉岡さんが「WUGといえば成長物語」と話すように、成長がテーマの一つとなっている。

 「これまでは、ド素人だった女の子が、アイドルとして成長してきた。新章は、個人の成長がより丁寧に描かれます。これまで、個々の成長が描かれていなかったわけではないけれど、新章はアイドルとして確立した状態でのスタートなので、描かれ方が違うと思います。島田真夢は、前よりも笑顔が見られるようになり、メンバーとの距離も近くなった。これまではミステリアスな部分もあったけれど、新章は今時の女の子のような可愛らしさを見ることができます」と変化があるようだ。

 成長したのは、キャラクターだけではない。14年に声優としてデビューした吉岡さんは、「WUG」以外のアニメにも出演し、成長してきた。「ほかの作品でもいろいろなキャラクターを演じ、それぞれ課題はあったのですが、クリアした状態で再び原点に戻ると、違った目線でキャラクターが見られて、面白いですね。新章の第1話のアフレコでは、あえてニュアンスを付けてしゃべってみたのですが、スタッフの方に『そんなに付けないでも大丈夫』とアドバイスされました。初期は『もっともっとニュアンスを付けて』と言われていた。もしかしたら、幅が広がったのかな? でも、まだまだです。(WUGの)ほかのメンバーを見て勉強になることもたくさんあります。みんな、それぞれいろいろな現場を経験していますし」と話す。

 ◇イケメン要素、遊びが増えた?

 吉岡さんは声優ユニット「Wake Up,Girls!」のメンバーとしても活躍している。ユニットは今夏、4度目のライブツアー「ごめんねばっかり言ってごめんね!」を成功させた。吉岡さんは、ユニットのメンバーとしての成長については「イケメン要素が増えたと言われます。キャピキャピしているのではなくて、ガンガン盛り上げる。ほかのメンバーとかぶらない、いいポジションを見つけたのかな?」と語る。

 吉岡さんは歌唱力に定評があり、歌も進化している。「4度目のライブツアーでは、ものすごく勉強しました。一つ一つの音の取り方を一から見直したり、研究した。この一年で変わったところも多く、ちょっとした手応えを感じています。遊びが増えたのか? いろいろなことを考えられる余裕ができたのかもしれません。最初は、MCをどうしよう、段取りは………などと考えて踊っていましたが、メンバー同士の信頼関係もでき、大丈夫だ!という余裕ができてきた」と自信を見せる。

 新章では、ダンスシーンがCGになり、ユニット「WUG」のダンスをモーションキャプチャーして制作されたことも話題になっている。吉岡さんは「それぞれのメンバーのクセ、ちょっとしたニュアンスがより見えるようになっています。私も見ていて、あの子はちょっと跳ねているな……と感じますし、ダンスの細かいところまで楽しんで見ています。私たちの成長も分かりますし。アニメを見て、私たちのライブを見ても面白いですよ」と話す。

 ◇聖地・仙台への思い

 アニメ「WUG」は、東日本大震災の被災地・仙台が舞台で、ユニットとしても被災地で積極的に活動している。吉岡さんは大阪府出身だが、活動の中で仙台が“もう一つの故郷”のような存在になってきたという。「仙台には何度も行かせていただいて、実家以上に“帰って”います。仙台の駅前は一人で歩けるくらいで、行く度に、いいなあ……と思う。プライベートでも目的もなく行くこともあるんですよ。4度目のライブツアーの仙台公演は、会場も広かったのですが、たくさんの方に来ていただきました。すごく盛り上がりましたし、それに応えたいという思いもあります」と思いを明かす。

 ユニット「WUG」のメンバーとして、声優として成長中の吉岡さん。12月10日には、幕張メッセ(千葉市美浜区)でイベント「Wake Up,Girls!Festa. 2017 TRINITY」も予定されるなど、今後の活動も注目される。「この一年でライブが楽しいと思える機会がたくさんありました。極めていきたいですね。仙台でももっとライブをして、恩返しもしていきたいです。声優としては、もっと幅を広げたい。少年役をやりたいですし、ちょっとぶっ飛んだ役もやってみたい!」と意欲を燃やす。

 まだまだ進化を続ける吉岡さん。アニメの新章の展開はもちろん、ユニット、個人双方の活躍が期待される。

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