有村架純:松本潤の目力「今日は150%」 映画撮影中は離ればなれでさみしい思いも?

名古屋市内で行われた映画「ナラタージュ」の舞台あいさつに登場した有村架純さん
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名古屋市内で行われた映画「ナラタージュ」の舞台あいさつに登場した有村架純さん

 女優の有村架純さんが9日、名古屋市内で行われた公開中の映画「ナラタージュ」(行定勲監督)の公開記念舞台あいさつに、主演した人気グループ「嵐」の松本潤さん、行定監督とともに登場した。松本さんの“目力”の強さが話題に上り、司会者から今日の松本さんの目力はどれぐらいかと聞かれた有村さんは「150%ぐらいかな」と答えた。

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 有村さんは、今作の撮影で松本さんと再会したときの印象を「目力は100%。プロ意識が本当に高い。すごく視野の広い方。常に(撮影の)現場が幸せになるようにしてくださった。勉強させていただいた」と回顧。行定監督は「(松本さんに)普段の120%の目力を40%にしてって言ったんです。(目力が)3分の1だったら俺じゃなくていいですよねというのが彼のクリエーション。“俺じゃなくていい人間”を面白そう、作ってみようと(挑戦してくれた)」と振り返った。

 また同作は富山県で撮影が行われ、松本さんは「(嵐の)アリーナツアーをやっている最中だったので週末はコンサートをやって東京に帰って、東京から富山に行って、東京に戻って撮影してまた富山に行って……。ものすごく北陸新幹線に乗りました」とにっこり。一方、撮影中は富山にずっと滞在していたという有村さんは「松本さんが帰るたびに『ああ、また行っちゃうんだな……、いつ帰ってくるのかな』って思っていた」とさみしそうな表情を見せておどけ、松本さんは腰を90度に曲げて“謝罪”して観客の笑いを誘った。2人はともに「その距離感が(有村さんが演じた)泉と(松本さんが演じた)葉山の距離感に近くて、結果的にとても良かった」と振り返っていた。

 映画は、島本理生さんが20歳のときに執筆した恋愛小説(2005年、角川書店)が原作。大学2年生の工藤泉(有村さん)のもとに、高校時代に恋心を抱き、今では忘れようとしていた母校の教師・葉山貴司(松本さん)から電話がかかってくる。泉は卒業式の日の、誰にも言えない葉山との思い出を胸にしまっていたが、葉山と再会したことで気持ちが募り、葉山も複雑な感情を抱えていた。そんなとき大きな事件が起こり……というストーリー。泉を思う大学生の小野役で坂口健太郎さんも出演している。

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