注目アニメ紹介:「いぬやしき」 「GANTZ」作者の話題作がテレビアニメに 主人公はさえない初老男性

テレビアニメ「いぬやしき」のキービジュアル(C)奥浩哉・講談社/アニメ「いぬやしき」製作委員会
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テレビアニメ「いぬやしき」のキービジュアル(C)奥浩哉・講談社/アニメ「いぬやしき」製作委員会

 「GANTZ」などで知られる奥浩哉さんのマンガが原作のテレビアニメ「いぬやしき」が、12日深夜からフジテレビの深夜アニメ枠「ノイタミナ」でスタートする。2018年に実写映画も公開される話題作で、宇宙人によって機械の体にされた初老の男性と高校生の引き起こす事件や人助けが描かれる。小日向文世さんが主人公の犬屋敷壱郎を演じ、村上虹郎さんも声優として出演することも話題になっている。

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 原作は、14年1月~17年7月に「イブニング」で連載されたマンガ。定年を控えるさえない会社員・犬屋敷壱郎は、会社や家庭から疎外されていた。ある日突然、医師から末期がんによる余命宣告を受けたが、その晩にUFOの墜落に巻き込まれて死亡し、機械の体に生まれ変わる。そして、高校生の獅子神皓も、同じ事故に遭遇していた。二人は、大きな力を手に入れた。

 獅子神は力を意に沿わない人々を傷つけるために使うが、犬屋敷は傷つけられた人々を救うことに生きがいを見いだす。二人の対立や葛藤、人間の“善”と“悪”の本質が描かれる。

 小日向さんが犬屋敷壱郎、村上さんが獅子神を演じるほか、本郷奏多さん、上坂すみれさん、諸星すみれさんらが声優として出演する。「ユーリ!!! on ICE」「この世界の片隅に」などのMAPPAが制作する。

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