アキラ100%:俳優・大橋彰として映画デビュー “着衣”で舞台あいさつ

映画「ゆらり」初日舞台あいさつに登場した「アキラ100%」こと大橋彰さん
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映画「ゆらり」初日舞台あいさつに登場した「アキラ100%」こと大橋彰さん

 ピン芸人日本一を決める「R-1ぐらんぷり2017」の15代目王者のアキラ100%さんが4日、東京都内で行われた映画「ゆらり」(横尾初喜監督)の初日舞台あいさつに登場。今作で俳優・大橋彰として映画初出演を果たし、普段のお盆1枚の裸ではなく、黒いスーツにピンクのネクタイを締めた“服を着た”姿を披露した。

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 アキラ100%さんは、同映画の原作となった舞台に出演していたことがきっかけで同映画に出演。R-1ぐらんぷりでの優勝は映画撮影後だったといい、「(着衣は)見慣れない格好」と司会者にいじられると「僕も全然分からない」と苦笑した。横尾監督は「ずっと舞台で拝見していたので、すてきな役者さんだなと思っていたら『裸でテレビに出てる!』って驚いた」と優勝当時を振り返った。

 イベントでは、映画の主題歌「手紙」にちなんで、原作の西条みつとしさんへ感謝の手紙を読んだアキラ100%さんは「(舞台出演の)声をかけていただいたとき、コンビを解散して、なかなかピンでいいネタが書けなくて悩んでいた」と明かし、舞台の稽古(けいこ)で「ここまでこだわらないといいものはできないと勉強になりました。自分も西条さんの背中を追いかけます」と感謝を伝え、「普段服を着てないので、体温調節機能がバカになってる!」と大汗を流した。

 手紙を受け取った西条さんは「アキラがテレビで活躍する前からずっと一緒にいたので、売れていって、どんどんアキラがいろいろな人に、見てもらえるようになったのが、個人的にうれしい」と、アキラ100%さんの活躍を喜んでいた。

 映画は、西条さんが主宰する劇団「TAIYO MAGIC FILM」の人気舞台を映像化。石川県の老舗民宿を舞台に、宿を営む家族や宿泊客など“伝えられなかった思い”を抱える人々がとき時を超えて家族の絆を取り戻す姿を笑いと涙で描いたヒューマンファンタジー。この日は横尾監督、遠藤久美子さん、岡野真也さん、鶴田真由さん、萩原みのりさん、子役の高橋幸聖くんも出席した。

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