虚淵玄:アニメ版「ゴジラ」は「シン・ゴジラでやらなそうなことを」

劇場版アニメ「GODZILLA 怪獣惑星」の舞台あいさつに登場した(左から)静野孔文監督、瀬下寛之監督、宮野真守さん、花澤香菜さん、虚淵玄さん
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劇場版アニメ「GODZILLA 怪獣惑星」の舞台あいさつに登場した(左から)静野孔文監督、瀬下寛之監督、宮野真守さん、花澤香菜さん、虚淵玄さん

 怪獣映画「ゴジラ」の初の劇場版アニメ「GODZILLA 怪獣惑星」(静野孔文監督・瀬下寛之監督)の舞台あいさつが18日、TOHOシネマズ新宿(東京都新宿区)で行われ、ストーリー原案と脚本を担当した虚淵玄(うろぶち・げん)さんが登場した。アニメ版は、大ヒットした特撮映画「シン・ゴジラ」(庵野秀明総監督・脚本、樋口真嗣監督・特技監督)の公開前から製作が進行していたといい、虚淵さんは「『シン・ゴジラ』が当たったら『ゴジラ』一色になって、何でもありになっている。どさくさでできる。『シン・ゴジラ』の内容を予想をして、やらなそうなことをやった。多分、宇宙は出てこないだろうな……などと」と語った。

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 アニメは全3章で「GODZILLA 怪獣惑星」は第1章にあたり、虚淵さんは「ついに公開されてうれしいのですが、気持ちの上では次にヒヤヒヤしています。落ち着かない」と心境を明かした。舞台あいさつには、声優の宮野真守さん、花澤香菜さん、静野監督、瀬下監督も登壇した。

 アニメは、2万年もの間、地球に君臨し続けてきたゴジラと人類の因縁の物語が描かれている。「名探偵コナン 純黒の悪夢(ナイトメア)」などの静野さんとアニメ「亜人」などの瀬下さんが監督を務め、「シドニアの騎士」「亜人」などのポリゴン・ピクチュアズが製作する。第2章「GODZILLA 決戦機動増殖都市」が2018年5月に公開される。

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