“福岡で一番可愛い女の子”とも呼ばれている女優の今田美桜(いまだ・みお)さんが出演する映画「デメキン」(山口義高監督)が2日、公開される。今田さんは、映画「帰ってきたバスジャック」(藤原健一監督)や「ダブルミンツ」(内田英治監督)、“月9”ドラマ「民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?」(フジテレビ系)などにも出演し、マンガ誌「週刊ヤングジャンプ」(集英社)のグラビアに登場するなど活躍中だ。“福岡で一番可愛い女の子”と呼ばれることは「恥ずかしいです」と話す今田さんに、女優やグラビアなどについて聞いた。
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今田さんは1997年3月5日生まれの20歳。福岡県出身で、地元で活動していたが、女優を目指して昨夏上京した。東京での生活が1年以上たち「東京には、ちょっとだけ慣れてきました。人が多いんですよね。満員電車で驚いたり、そこはまだ慣れないんですけど。以前は迷子になることも多かったですが、最近は渋谷駅のハチ公の出口が分かるようになりました」と話す。
“福岡で一番可愛い女の子”というキャッチコピーは、所属事務所の関係者によると「福岡に可愛い女の子がいる!」と話題になっていたことから生まれたという。本人は「福岡は可愛い子がたくさんいるので、すごく申し訳ないです……。恥ずかしいです」と謙遜する。
今田さんは今年、女優として数々の映画やドラマに出演したほか、グラビアも話題になった。映画やドラマの撮影は「共演者の方を間近で見られることが勉強になります。見るのも演じるのも楽しい」と現場で吸収することも多い様子だ。グラビアの撮影は「初めての時はポーズが分からなくて……。体をひねらないといけなかったり、どうしていいのか分からなかったんです」と苦労したようだが、「演技とはまた違って、楽しいですね。全部、楽しいんです!」と笑顔で語る。
映画「デメキン」は、お笑いコンビ「バッドボーイズ」の佐田正樹さんの半生をつづった自伝小説、マンガが原作で、今田さんは主人公・佐田正樹(健太郎さん)の相棒・合屋厚成(山田裕貴さん)の彼女・アキを演じている。「男の友情、青春が描かれている中で、私はみんなの姉御的存在。私は友達からは妹キャラと言われることが多く、自分に無いものなので、最初は難しかったです。大変だったけど、それも楽しかった」と話す。
今年の活躍を「1年前に想像していなかったくらい変化がありました。こんなにお芝居できる場をいただると思っていなかったんです。気持ちがまだ追いついていないところもあります。夢に少しずつ近づいている」と振り返る今田さん。
「満島ひかりさんがすごく好き。今はキャピキャピした明るい役が多いのですが、いろいろな役に挑戦したいですね。お芝居させていただける場を増やせるように頑張りたい!」と意気込む。“福岡で一番可愛い女の子”から幅広い役をこなす女優に……。今後の活躍がますます注目される。
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