映画興行成績:実写「ハガレン」が初登場首位 「探偵はBARにいる3」は2位発進

映画「鋼の錬金術師」のワンシーン(C)2017 荒川弘/SQUARE ENIX(C)2017 映画「鋼の錬金術師」製作委員会
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映画「鋼の錬金術師」のワンシーン(C)2017 荒川弘/SQUARE ENIX(C)2017 映画「鋼の錬金術師」製作委員会

 4日に発表された2、3日の映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)によると、荒川弘さんのマンガを基に、人気グループ「Hey! Say! JUMP」の山田涼介さんの主演で実写化した「鋼の錬金術師(ハガレン)」(曽利文彦監督)が、初登場で首位を獲得。土日2日間で約19万1200人を動員し、興行収入は約2億6400万円を記録した。公開初日の1日から3日間の累計では、動員が約29万1000人、興行収入が約3億7300万円となっている。

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 続く2位には、大泉洋さん扮(ふん)する探偵と、松田龍平さん演じる相棒・高田の活躍を描く人気シリーズ最新作「探偵はBARにいる3」(吉田照幸監督)が、同じく初登場でランクイン。2日間の動員は約11万600人、興行収入は約1億4900万円だった。「鋼の錬金術師」と同じく1日に公開初日を迎え、初日から3日間の累計は、動員が約16万7500人、興行収入が約2億770万円と、シリーズの過去2作品を上回る好スタートを切った。また、ぴあ映画初日満足度ランキング実写映画で1位と作品の評価も高く、配給元の東映はシリーズ最高のヒットを見込んでいるという。

 ほかの初登場作品では、人気ゲーム「刀剣乱舞-ONLINE-」が原作のテレビアニメ「刀剣乱舞‐花丸‐」の劇場版「『刀剣乱舞‐花丸‐』~幕間回想録~」(直谷たかし監督、越田知明監督)が7位に登場。21サイトという小規模の公開にも関わらず、約2万1000人を動員し、興行収入は約3000万円を記録した。

 累計興行収入では、今回3位の「IT/イット “それ”が見えたら、終わり。」(アンディ・ムスキエティ監督)が17億円を突破。6位の「HiGH&LOW THE MOVIE 3/FINAL MISSION」(久保茂昭監督、中茎強監督)と9位の「ラストレシピ ~麒麟の舌の記憶~」(滝田洋二郎監督)が、それぞれ10億円を突破している。

 1位 鋼の錬金術師

 2位 探偵はBARにいる3

 3位 IT/イット “それ”が見えたら、終わり。

 4位 ジャスティス・リーグ

 5位 火花

 6位 HiGH&LOW THE MOVIE 3/FINAL MISSION

 7位 「刀剣乱舞‐花丸‐」~幕間回想録~

 8位 映画かいけつゾロリ ZZ(ダブルゼット)のひみつ

 9位 ラストレシピ ~麒麟の舌の記憶~

 10位 GODZILLA 怪獣惑星

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