東山紀之:父になる大岡越前に共感? 「僕も親になって…」

NHK・BSプレミアムの「BS時代劇 大岡越前4」の試写会に登場した寺脇康文さん(右)とミムラさん
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NHK・BSプレミアムの「BS時代劇 大岡越前4」の試写会に登場した寺脇康文さん(右)とミムラさん

 俳優の東山紀之さんが8日、東京都内で開かれたNHK・BSプレミアムの「BS時代劇 大岡越前4」の試写会に登場した。今回は妻の懐妊で大慌てする大岡越前の姿も演じた東山さんは、「親として共感する部分はあるか」という質問に「子供が生まれるのは奇跡だと思う。子供を持つことで親は変化していく。僕も親になって見方が変わりましたし、経験しているとしていないのでは違うと思う。(子供が生まれるという)奇跡的なことに立ち会えて、僕にとっては大きいことです」と振り返った。

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 「大岡越前」は、大岡越前守忠相(東山さん)が、江戸の人々の幸せを守るために、難事件を厳しくも優しいまなざしで見つめながら名裁きをする時代劇シリーズ。試写会には、大岡の相棒となる蘭方医・結城新三郎役の寺脇康文さん、大岡の妻・雪絵役のミムラさんも出席した。

 東山さんは「(ドラマの中で)この2人は、懐妊を知っているが、僕だけがまったく気付かない。(大岡は)あれだけ市井に寄り添えるのに。知らないふりをするのが演じていても面白い。彼(大岡越前)の持っている真っすぐなものが出るのかな」と笑っていた。

 寺脇さんは、小さいころに加藤剛さんの演じる「大岡越前」を見ていたといい「子供ながらに時代劇が好きになった。それが自分が出演する作品になったことは感慨深い」としみじみ。ミムラさんは「東山さんの越前ぶりが出るのは、(NHKの)スタジオの前に立っているとき。軸が真っすぐで、あんなに格好良く立てる人はいない」と絶賛していた。

 番組は、BSプレミアムで2018年1月12日から毎週金曜8時から放送される。

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