おんな城主 直虎:最終回「石を継ぐ者」 直虎“戦なき世”実現へ 忍び寄る病魔…思いを受け継ぐのは?

NHKの大河ドラマ「おんな城主 直虎」最終回の一場面 (C)NHK
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NHKの大河ドラマ「おんな城主 直虎」最終回の一場面 (C)NHK

 女優の柴咲コウさん主演のNHK大河ドラマおんな城主 直虎」の最終回(第50回)「石を継ぐ者」が17日に放送される(NHK総合で午後8時ほか)。光秀(光石研さん)の謀反で、息子の自然(じねん=田中レイ君)に追っての手が伸びる。戦(いくさ)無き世を実現しようとする直虎(柴咲さん)は、自然を守り切ろうと心に決めるが、一方で、その体には病魔が忍び寄り……。

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 本能寺の変で信長(市川海老蔵さん)は討ち取られ、直虎の手助けによって家康(阿部サダヲさん)は無事、三河へと戻る。光秀が京を追われたと聞いた直虎は、龍雲丸(柳楽優弥さん)と別れ、堺を後にする。井伊谷(いいのや)に戻った直虎は、保護していた光秀の遺児自然を逃がそうとするが、龍潭寺に万千代(菅田将暉さん)がやって来て、身柄を徳川に引き渡すよう要求する。

 そこに突然、家康の母於大の方(栗原小巻さん)が現れるも、直虎は自然をこのまま引き渡すわけにはいかないと必死の抵抗。更に、自然を捕らえようと、織田の追っ手が龍潭寺が乗り込んできて……。果たして、直虎は自然を守り切ることができるのか、戦わぬ世を実現するという志はどのような形で受け継がれていくのか、注目だ。

 「おんな城主 直虎」は56作目の大河ドラマで、森下佳子さん脚本のオリジナル作品。幕末の大老・井伊直弼の先祖で、徳川家康の重臣・井伊直政の養母に当たる主人公・直虎が男の名で家督を継承。今川、武田、徳川が領地を狙う中、仲間と力を合わせて国を治め、幼い世継ぎの命を守りながら生き延びていく物語。

 第49回「本能寺が変」では、信長による家康暗殺計画を知った万千代は、直虎に会い、光秀の謀反が成功した暁には家康を三河へ逃がす手助けをしてほしいと願い出る。この求めに応じた直虎は、逃亡ルートとして堺からの海路を選択。その地で龍雲丸(柳楽優弥さん)と久々の再会を果たす。おとりとなるべく安土城で信長のもてなしを受ける徳川一行。秀吉からの援軍要請で光秀が出兵することになり、家康らは焦りを募らせるが、直虎の機転で何とか三河に帰還を果たす……という展開だった。

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