小野賢章:最近の夢は「アメコミヒーロー」 「ダンケルク」吹き替え版初上映で野望明かす

映画「ダンケルク」の日本語吹き替え版の試写会イベントに登場した小野賢章さん(左)と増田俊樹さん
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映画「ダンケルク」の日本語吹き替え版の試写会イベントに登場した小野賢章さん(左)と増田俊樹さん

 声優で俳優の小野賢章さんが16日、東京都内で行われた映画「ダンケルク」(クリストファー・ノーラン監督)の日本語吹き替え版の試写会イベントに声優の増田俊樹さんと登場。吹き替え版で主人公の若き兵士、トミーの声を演じた小野さんは、MCから今後演じてみたい役を聞かれると「ヒーロー(役の声)をやりたいです」と即答。「アメコミヒーローをやるって、最近の夢があって。まだ(今まで)やっていないはずです」と野望を明かした。

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 「ダンケルク」は、実話を基にした戦争映画で、第二次世界大戦中、フランス北端の海の町・ダンケルクに取り残された英仏軍40万人の史上最大の救出作戦を描いた。吹き替え版ではフィオン・ホワイトヘッドさんが演じた主人公の若き兵士、トミーの声を小野さんが担当し、英国の人気男性5人組ポップグループ「ワン・ダイレクション」のハリー・スタイルズさんが演じた英兵士のアレックスを増田さんが担当している。

 イベントは同作のブルーレイディスク&DVDのリリースとデジタル配信を記念して行われたもので、劇場では公開されていない日本語吹き替え版を初上映。上映前のトークショーで小野さんは、オファー時を振り返り、「(役が)決まったとき、クリストファー・ノーラン監督の作品だっていうことが、まだ情報として入っていなかったんです」というエピソードを披露。「(字幕版の)公開前に吹き替えの収録はさせていただいたんですけど、映像を見て『あれ? これすごい映像じゃない?』って。で、映画の情報をどんどん聞いていって『あ、ノーラン監督の映画なんだ』って知って、一気につながった」と驚きを明かしていた。

 また、主人公たちが困難に立ち向かっていく映画の内容にちなんで、「困難をどのように乗り越えていくか」を聞かれた増田さんは、「役者業というか、人間生きていくためにとても重要なのは“縁”(えにし)だと思っているので、神社に行ったり、パワーストーン買ってきたり、スピリチュアルに頼って。『どうにかして俺の人生良くしてください!』って(笑い)」と明かして笑いを誘っていた。

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