俳優の菅田将暉さんが「第42回報知映画賞」の主演男優賞を受賞し、20日に東京都内で行われた表彰式に出席した。初受賞となった菅田さんは「主演男優賞という大きなものを、24歳の僕がいただいていいのかなと思いながら、今ここにいます。正直実感がないです」と話し、「たくさんの人とたくさんの作品と出会い、みんなと1年、2年過ごして形になって、そして結果が出て、感無量って……。これが感無量ってやつか」と喜びをかみしめた。
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菅田さんは主演映画「キセキ-あの日のソビト-」(兼重淳監督)、「帝一の國」(永井聡監督)、「あゝ、荒野」(岸善幸監督)、「火花」(板尾創路監督)の4作品で主演を務めたことが評価され、「あゝ、荒野」は作品賞の邦画部門にも選出された。
4作品の映画が対象になったのは同賞では史上初で、菅田さんは「たくさんの合わせ技という感じもありますが、中でも『あゝ、荒野』という作品を撮影するときに岸監督から『菅田将暉の代表作にしたい』と言われ、『俺の代表作にもしたい』と言われて……作品賞も取れて間違いなくその通りになったのではないかなと、大見得きって言わせていただきます」とコメントした。
花束プレゼンターとして、映画「キセキ-あの日のソビト-」で共演した松坂桃李さんも登場。「映画4本に大河ドラマ、主演舞台……どういうスケジュールの切り方なんだろうね。すごいマネジャーさんなんだろうね」と笑わせつつ、「いろいろな作品でいろいろな役で駆け抜けて、誇らしくて本当に尊敬している。役として兄をやったんですけど、心の底からうれしいです」と菅田さんを祝福した。
「報知映画賞」は、1976年に制定された報知新聞社主催の映画賞。この日は、主演女優賞を受賞した蒼井優さんや助演男優賞を受賞した役所広司さん、新人賞を受賞した浜辺美波さん、北村匠海さん、特別賞を受賞した「アウトレイジ 最終章」の北野武監督らも出席した。
作品賞・邦画部門:「あゝ、荒野」(岸善幸監督)▽作品賞・海外部門:「美女と野獣」(ビル・コンドン監督)▽主演男優賞:菅田将暉 「キセキ-あの日のソビト-」「帝一の國」「あゝ、荒野」「火花」▽主演女優賞:蒼井優 「彼女がその名を知らない鳥たち」▽助演男優賞:役所広司 「関ヶ原」「三度目の殺人」▽助演女優賞:田中麗奈 「幼な子われらに生まれ」▽監督賞:三島有紀子 「幼な子われらに生まれ」▽新人賞:北村匠海 「君の膵臓をたべたい」▽新人賞:浜辺美波 「君の膵臓をたべたい」▽特別賞:「Ryuichi Sakamoto:CODA」(スティーブン・ノムラ・シブル監督):「アウトレイジ」3部作(北野武監督)
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