ダンダダン
第12話「呪いの家へレッツゴー」
12月19日(木)放送分
今年で歌手デビュー50周年を迎える“アニソン界の帝王”水木一郎さんが7日、東京都内でバースデーライブを開催した。この日で70歳を迎えた水木さんは、ロボットアニメ「マジンガーZ」や「グレートマジンガー」といった「マジンガー」シリーズの楽曲のみで構成されたステージを2時間半にわたって展開。盟友・堀江美都子さんらゲストを加え全28曲が披露され、「マジンガーZ」のことを「僕の血、体の一部」と言い切る水木さんの渾(こん)身の「愛しているゼーーーット!」で幕を閉じた。
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バースデーライブは6、7日と2日間にわたって開催。この日の公演タイトルは「水木一郎 バースデーライブ2018【マジンガーSP】」で、約500人のファンが来場した。タイトルの通り、楽曲は「マジンガーZ」や「グレートマジンガー」、ラジオドラマおよびOVA作品「マジンカイザー」のオープニングやエンディング、挿入歌と、“マジンガー尽くし”となり、新作劇場版アニメ「劇場版 マジンガーZ / INFINITY」(志水淳児監督、13日公開)のオープニングとして新たにアレンジされた「マジンガーZ INFINITYバージョン」も披露された。
客席から「アニキ!」と声がかかると、水木さんは「いくつになってもアニキって呼ばれるのはうれしい。きっと10年後もアニキなんでしょうね」とじみじみする一幕も。途中「来年は3デイズで!」というファンからの要望を「年齢を考えろよ!」と冗談交じりに一蹴してみせた水木さんだが、「スゲー、楽しかったです。3デイズ、できるかも」と最後は余裕の笑み。年齢を感じさせないパワフルなパフォーマンスで会場を魅了した。
「マジンガーZ」などを手掛けた作曲家の渡辺宙明さんも客席からライブを見守り、水木さんは「作曲した本人が目の前にいるのに間違えることはできないと緊張しました」と本音をポロリ。一方、渡辺さんは「自分(の曲)ながらほれぼれしました。いいコンサートをやっていただいて本当にうれしい」と、自画自賛を交えて水木さんをねぎらっていた。
「マジンガーZ」は、地球の平和を守るため、主人公・兜甲児がスーパーロボット「マジンガーZ」を操り、世界征服をたくらむ悪の天才科学者Dr.ヘルが作り出した機械獣軍団と戦う……というストーリー。テレビアニメは1972~74年に放送された。
新作劇場版アニメ「劇場版 マジンガーZ / INFINITY」は、マジンガーZや光子力研究所の仲間の手により地球に平和が戻ってから10年後が舞台。パイロットを離れ、科学者になった甲児は、ある日、富士山地中に埋まった超巨大遺跡インフィニティと、そこから現れた謎の生命体リサに遭遇する。時を同じくして、Dr.ヘルは謎の復活を遂げ、無限の可能性を秘めるインフィニティで、かつての野望を完遂しようとしていた……というストーリー。
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