注目アニメ紹介:「覇穹 封神演義」 「ジャンプ」の人気マンガが再びテレビアニメに

テレビアニメ「覇穹 封神演義」のビジュアル(C)安能務・藤崎竜/集英社・「覇穹 封神演義」製作委員会
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テレビアニメ「覇穹 封神演義」のビジュアル(C)安能務・藤崎竜/集英社・「覇穹 封神演義」製作委員会

 1990年代を中心に人気を集めた藤崎竜さんの人気マンガ「封神演義(ほうしんえんぎ)」の新作テレビアニメ「覇穹(はきゅう) 封神演義」が12日から順次、放送される。「西遊記」「三国志演義」「水滸伝」に並ぶともいわれる中国怪奇小説の一つ「封神演義」が原作。マンガは「週刊少年ジャンプ」(集英社)で1996年~2000年に連載され、99年にもテレビアニメ化された人気作だ。

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 舞台は、3000年以上前の中国、殷王朝時代。時の皇帝・紂王(ちゅうおう)は文武両道の名君だったが、邪心を持つ仙女・妲己(だっき)により操り人形と化してしまう。妲己とその仲間たちは王朝を乗っ取り、民を食いものにしていた。

 仙人界・崑崙山の教主である元始天尊(げんしてんそん)は、あしき仙人や道士たちを神界に封じ込める封神計画を実行に移す。その実行者として選ばれたのが、道士・太公望(たいこうぼう)だった。太公望は仲間たちを集め、強大な妲己たちに立ち向かう。新作テレビアニメは、仙界大戦を主軸に、太公望と聞仲(ぶんちゅう)の激闘が描かれる。

 「黒子のバスケ」などの小野賢章さんが太公望、「けいおん!」などの日笠陽子さんが妲己を演じるほか、櫻井孝宏さんや古川慎さん、中村悠一さん、KENNさん、細谷佳正さんらが声優として出演。「スタミュ」などのC-Stationが制作する。放送はTOKYO MX、サンテレビ、BS11ほか。

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