ジョン・カビラ:グラミー賞の見どころを熱弁 パフォーマンスの予想も

WOWOWの生中継番組「生中継!第60回グラミー賞授賞式」でホラン千秋さんとともに案内役を務めるジョン・カビラさん
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WOWOWの生中継番組「生中継!第60回グラミー賞授賞式」でホラン千秋さんとともに案内役を務めるジョン・カビラさん

 米国最大の音楽賞「第60回グラミー賞授賞式」が29日(日本時間)に米ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンで開かれる。WOWOWの生中継番組「生中継!第60回グラミー賞授賞式」でホラン千秋さんとともに案内役を務めるジョン・カビラさんが、今年のグラミー賞授賞式の見どころや注目作などについて語った。

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 記念すべき60回目の授賞式について、カビラさんは「今年は60回目、ダイヤモンドアニバーサリーということで、例年以上に注目度の高い授賞式となりそうです」と語り、「司会は引き続きジェームズ・コーデンですし、今回行われる会場のマディソン・スクエア・ガーデンも50周年というアニバーサリーイヤーでもありますから、めちゃくちゃ楽しみです!」と期待を寄せる。

 例年、賞の行方とともに注目されるのが、アーティストによるステージパフォーマンス。カビラさんも「賞の行方は行方としてワクワクしながらも、やっぱりなんと言ってもステージパフォーマンスですよね。オープニングアクトを誰が飾るのか、エンディングもそう。それと、どんなアーティストのコラボレーションがあるのか」と見どころを語る。特にコラボについては「2017年のサマーアンセムとしてほぼ間違いないルイス・フォンシ&ダディー・ヤンキー feat.ジャスティン・ビーバーの『デスパシート』のパフォーマンスは必須でしょうね」「あとは『24K・マジック』のブルーノ・マーズも当然ステージを飾るでしょう。じゃあ、 誰と?ってことですよね」と具体的なアーティスト名を挙げて熱弁。「いろいろ予想するだけでもワクワクしますね」と語る。

 過去の授賞式ではコラボと共に、トラブルも話題になった。カビラさんは「去年はレディー・ガガとメタリカのコラボレーションで、マイクトラブルがあって大変なことになっていました。トラブルといえば、以前、アデルもトラブルがありましたが、去年、オープニングアクトで帰ってきて、完璧なリベンジを果たしました」と振り返る。

 今年の傾向にとしては、ヒップホップ色の濃さなどを指摘する。「ものすごくヒップホップ度合いが高いですよね。あと、最優秀アルバムにロードの『メロドラマ』は入っていますが、女性アーティストが少ない」とコメント。一方で「それと、エド・シーランのファンはなかなか納得しがたいノミネート状況だと思います。本人はインタビューで『いずれ』と余裕の大人なコメントをされていましたけど」と、今回主要部門でのノミネートがなかったエド・シーランについても言及した。また、ヒップホップ度合いが高い今回、ロックのパフォーマンスについては「僕はナッシング・モアではないかなと予想してます」と自身の予想も明かした。

 カビラさんは同賞について「賞レースっていう表現がありますけど、レースじゃないんです」と話し、「賞を取るために表現している人たちじゃないですからね。例えば『アデルVSビヨンセ』とか。いやいや、“VS”じゃないでしょう! いみじくも、アデルが受賞した時、『最大級のリスペクトをビヨンセに』と言ったスピーチにも表れています。ノミネーションでも最大級の栄誉じゃないですか。音楽を生業にしているみんなが認めてくれたということですからね」と過去のエピソードを挙げつつ、その魅力を語っている。

 授賞式の模様は「生中継!第60回グラミー賞授賞式」と題して、WOWOWプライムで18年1月29日午前8時半から同時通訳で放送。同日午後10時からは、WOWOWライブで字幕版も放送する。生中継、字幕版とも、WOWOWメンバーズオンデマンドでも配信予定。

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