向井理:吉岡里帆を“支配”する「ハードな悪役」 撮影前から「覚悟して」

連続ドラマ「きみが心に棲みついた」の会見に登場した向井理さん
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連続ドラマ「きみが心に棲みついた」の会見に登場した向井理さん

 俳優の向井理さんが13日、連続ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」(逃げ恥)、「あなたのことはそれほど」(あなそれ)などのTBSの火曜10時枠の新ドラマ「きみが心に棲(す)みついた」(TBS系)の会見に、主演の吉岡里帆さんらと登場した。
 ドラマは、過去の恋愛がトラウマで自分に自信を持つことができない小川今日子の三角関係を描く恋愛物語で、今日子にトラウマを与えた星名漣(向井さん)の暴言や暴力シーンが登場する。向井さんはドラマについて「(同枠は)話題になることが多く、(視聴者に)変化球を投げる枠だと思う。今回は“魔球を投げる”ようなつもりでやらせていただいている」と語った。

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 同作は、吉岡さんの連ドラ初主演作。天堂きりんさんのマンガ「きみが心に棲みついた」「きみが心に棲みついたS」が原作。吉岡さん演じる、自己評価が極めて低いがために他人の前で挙動不審になってしまう小川今日子(通称キョドコ)が、2人の対照的な魅力を持つ男性の間で揺れ動くさまを描く。
 向井さん演じる星名は、今日子の大学時代の先輩で、自分を慕ってくる今日子の心をいたぶるように楽しみ、彼女が自分から離れようとすると、あらゆる手を使って支配しようとする。また、今日子が今までの自分を変えてくれそうだと心ひかれるマンガ誌の編集者の吉崎幸次郎は桐谷健太さんが演じる。

 向井さんは「今まであまりやったことがないような、ハードな悪役をやらせていただいています」と役どころをアピールしながら、「星名は、今日子といるときにしか、裏の顔を見せない。だから、吉岡さんとのシーンでは、撮影前に絶対に話さないようにしている」と明かした。吉岡さんは「(クランクイン前の)顔合わせで、向井さんから『全力でいくので、覚悟して』と言われて、(この日から)キョドコが始まったんだって(覚悟しました)」と語っていた。

 会見には、向井さん、吉岡さんのほか、共演の桐谷さん、石橋杏奈さん、中村アンさん、ムロツヨシさん、鈴木紗理奈さん、瀬戸朝香さん、佐藤敦司プロデューサーも出席。会見では、15日に25歳の誕生日を迎える吉岡さんにサプライズでケーキがプレゼントされる一幕もあった。ドラマは、16日から毎週火曜午後10時に放送。初回は15分拡大版。

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