女優の天海祐希さんが18日、東京都内で行われた主演舞台「劇団☆新感線『修羅天魔~髑髏城の七人 Season極』」の製作発表会見に共演者らと出席。舞台は客席が360度回転する新劇場「IHIステージアラウンド東京」(東京都江東区)で上演され、同劇場で演じるのは初めての天海さんは「すごい怖い。今、戦々恐々としています」と不安を明かした。
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「髑髏城の七人」は、劇団☆新感線が1990年から7年ごとに上演している代表作で、戦国時代、織田信長亡き後の関東の地を舞台に繰り広げられる、アクションあり、ロマンあり、笑いありの壮大なチャンバラアクション時代劇。昨年3月から1年3カ月のロングランで上演しており、「花」「鳥」「風」「月」「極」に分けてすべて異なるキャスト、それぞれ全く違ったセットや演出方法で上演している。
ラストシーズンとなる「極」は、天海さんが演じる、信長に愛された雑賀衆(さいかしゅう)のスナイパーで今は遊女の極楽太夫と、古田新太さんが演じる、信長と深い絆を持ちつつ関東を支配しようと暗躍する天魔王の愛憎劇。これまでの主要キャラクターだった捨之介と蘭兵衛が登場しない完全新作となっている。3月17日~5月31日に同所で上演。
会見には、古田さん、福士誠治さん、竜星涼さん、清水くるみさん、三宅弘城さん、山本亨さん、梶原善さんも出席した。
「髑髏城の七人」のシリーズに初出演となる天海さんは「どなたの極楽太夫も美しくて可愛らしくてとってもすてき。でも私にあんな愛らしさはないな。違うものを見せられるように、醸し出せるようにしたい」と意気込みを語った。相手役となる古田さんは、天海さんが出演を熱望して今回の出演を決めたといい、「やっぱり愛している人の頼みは断れない」とコメントして天海さんを喜ばせた。