三谷幸喜:シェークスピアを翻案・演出 大泉洋&宮沢りえ“舌戦”を展開 「昭和から騒ぎ」WOWOWで今秋放送・配信決定

今秋にWOWOWで放送・配信される舞台「昭和から騒ぎ」のキービジュアル=WOWOW提供
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今秋にWOWOWで放送・配信される舞台「昭和から騒ぎ」のキービジュアル=WOWOW提供

 脚本家で演出家の三谷幸喜さんがウィリアム・シェークスピアの翻案・演出を担当、俳優の大泉洋さんと宮沢りえさんらが出演した舞台「昭和から騒ぎ」が、今秋にWOWOWで放送・配信することが発表された。

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 「昭和から騒ぎ」は、三谷さんが「新訳 から騒ぎ」(河合祥一郎さん訳、角川文庫)をもとに、初めてシェークスピア作品の翻案と演出を手掛けた作品。今年5月、世田谷パブリックシアター(東京都世田谷区)を皮切りに全国5カ所で上演され、チケットはすべて完売になったという。大泉さん、宮沢さんのほか、竜星涼さん、松本穂香さん、高橋克実さん、峯村リエさん、松島庄汰さん、山崎一さんも出演している。

 舞台は、古都・鎌倉の日本家屋。ドイツ文学研究者の鳴門教授(高橋さん)の屋敷で、鳴門教授と長女・びわこ(宮沢さん)、次女・ひろこ(松本さん)、女中の明日香(峯村さん)が暮らしていた。久しぶりに鎌倉にやって来る旅芸人一座の話題でもちきりとなったある日、びわこは、一座の看板役者・紅沢木偶太郎(べにさわ・でくたろう、大泉さん)が昔から気に食わないとこぼす。

 そこに、うわさの木偶太郎が、花形役者となった尾上定九郎(おのえさだくろう、竜星さん)、若手役者の荒木どん平(松島さん)を連れて鳴門家を訪ねてきた。びわこと木偶太郎は早速、強烈な舌戦を展開。2人の言い合いが一段落し、木偶太郎と2人になった定九郎は、「ひろこに恋をしてしまった」と打ち明ける。その後、巡回中の巡査・毒淵(山崎さん)が現われて……と展開する。

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