ファイナルファンタジー:“別れ”をテーマにした大規模回顧展 エアリスとの出会いの場も

「FINAL FANTASY 30th ANNIVERSARY EXHIBITION -別れの物語展-」にある「FFVIIエリア」に再現された「スラムの教会」
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「FINAL FANTASY 30th ANNIVERSARY EXHIBITION -別れの物語展-」にある「FFVIIエリア」に再現された「スラムの教会」

 スクウェア・エニックスの人気ゲーム「ファイナルファンタジー(FF)」シリーズで描かれた「別れ」をテーマにした大規模回顧展「FINAL FANTASY 30th ANNIVERSARY EXHIBITION -別れの物語展-」が22日、森アーツセンターギャラリー(東京都港区)で開催される。

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 「別れの物語展」は、来場者がヘッドホンを付け、会場に映し出す映像と音を合わせて楽しむ。同じく会場で渡されるスマートフォンも連動し、ガイドの役割を果たす。入場前に遊んだ経験のある作品を答えることで、音声情報が変わり、最後は自身が聞いたゲーム楽曲のリストも手渡される。

 全9エリアがあり、冒頭の「オープニングシアター」は、高さ約4メートル、幅12メートルの映像に、飛空艇エンタープライズ号に乗り込んでバハムートと戦う……という内容。最大50人が参加できるインタラクティブ型で、戦闘の結果も変わる。

 「FFVIIエリア」は、悲劇的な最期を迎えたFFVIIのヒロイン・エアリスと主人公のクラウドが出会った場所「スラムの教会」を再現。展示のために収録されたエアリスの思い出話を聞ける。また開発中の「FFVIIリメーク」のイメージボードも展示している。「FFXVエリア」は、主人公ノクティスとヒロインのルナフレーナの「幻の結婚式」をイメージしており、主要キャラクターの特別な“祝辞”などが楽しめる。

 「FFI~FFVIエリア」と「FFVII~FFXIIIエリア」は、各作品の別れのシーンの映像が流れる。作品のモニターに近づくとスマートフォンが反応し、各作品のゲーム楽曲が流れる。

 開催は22日~2月28日(午前10時~午後8時、最終入館午後7時)。一般2500円、中高校生1800円、ペア4000円、小学生以下は無料(18歳以上の同伴必要)。

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