昨年末に「AKB48」を卒業した渡辺麻友さんが、日本でも大ヒットしたフランス映画が題材のミュージカル「アメリ」で主演を務めることが23日、明かになった。渡辺さんは今作でミュージカルに初主演。渡辺さんは「ブロードウェー上演作品の主演に抜てき!というお話をいただき、目が飛び出るほど驚きました」と喜びのコメントを寄せている。
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渡辺さんは、海外にまで足を運ぶほどのミュージカル好き。主演を務めることについて、「うれしい気持ち、でもこんな自分にミュージカルの主演が務められるのか、という不安が交互に押し寄せてきては、舞い上がったり落ち込んだりしていましたが、選んでいただいたからには、今の私に出せるすべての力を注ぎ、全身全霊で務めさせていただきたいと思っています」と話している。
想像力は豊かだが、コミュニケーションが苦手な少女・アメリは22歳になり、カフェで働いている今でも、周りの人々を観察して想像力を膨らませて楽しんでいたが、ある出来事をきっかけに、他人を幸せにすることに喜びを見いだし始める。ある日、他人の証明写真を収集している青年ニノに出会ったアメリは、たちまち恋に落ちてしまう……というストーリー。
ミュージカルは2017年4月に米ブロードウェーで上演された。演出は、宝塚歌劇団で座付きの脚本・演出などを担当し、退団後は2.5次元作品の脚本や演出などを担っている児玉明子さん。東京公演は「天王洲銀河劇場」(東京都品川区)で5月18日~6月3日、大阪公演は「森ノ宮ピロティホール」(大阪市中央区)で6月7~10日に開催。