MD松尾のヒット解析：「モンハン：ワールド」がV2達成！　PS4本体が売れすぎて…

　TSUTAYAで加盟店にゲームソフトの商品提案をしているマーチャンダイザー（MD）の松尾武人さん。バイヤー歴10年以上の松尾さんは、その経験からソフトの特徴に合わせた商品展開を得意としている。ベテランバイヤーがヒットの流れを解析し、今後の動きを予想する。

ウナギノボリ

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　今回も「モンスターハンター：ワールド」（PS4、カプコン）が予想通りのトップでV2を達成しました。PS4本体のけん引もすさまじく、前回に引き続き全ハードの中でPS4が2週連続の販売台数トップ。売れすぎて在庫がやばくなってきました。

　2位の「ドラゴンボール　ファイターズ」（PS4、バンダイナムコエンターテインメント）も良かった。キッズ層が中心で、モンハンとユーザーが重複していないところも好調の理由でしょうね。

　◇今週の動き

　トップは新作の「真・三國無双8」（PS4、コーエーテクモゲームス）と予想。予約も想定通り好調で、ヒットを期待したいところです。2位の「モンスターハンター：ワールド」に続くのは、こちらも新作の「ソードアート・オンライン フェイタル・バレット」（PS4・XboxONE・PC、バンダイナムコエンターテインメント）か。前作はVita版もありましたが、今回は据え置き版だけということもあってか、PS4版の前作を上回る予約を獲得。熱心なファンも多いシリーズなのでこちらも売れるのでは。

　◇ランキングは次の通り（1月29日～2月4日・TSUTAYA調べ・限定版含む）

1位　モンスターハンター：ワールド（PS4）
2位　ドラゴンボール　ファイターズ（PS4）
3位　マリオ+ラビッツ キングダムバトル（NS）
4位　スプラトゥーン2（NS）
5位　マリオカート8 デラックス（NS）
6位　The Elder Scrolls Ｖ：Skyrim（NS）
7位　ゼルダの伝説　ブレス　オブ　ザ　ワイルド（NS）
8位　スーパーマリオ オデッセイ（NS）
9位　マリオパーティ100　ミニゲームコレクション（3DS）
10位　ポケットモンスター　ウルトラサン（3DS）

　◇プロフィル

　松尾武人（まつお・たけと）　TSUTAYAゲームリサイクル企画グループ　リーダー

　「GAME　TSUTAYA」加盟約550店に新作ゲームの商品提案をするマーチャンダイザー。1996年から家電量販店でゲームのバイヤーを担当。2002年にTSUTAYA入社後も一貫してバイヤーの道を歩んできた。ネオジオCDを2台購入したほどの格闘ゲーム好きだったが、現在は携帯版ドラクエなどで遊ぶ日々が続いている。