注目映画紹介:「コードギアス 反逆のルルーシュII 叛道」3部作第2部 新作カットと新規アフレコを加え再構成

映画「コードギアス 反逆のルルーシュ2 叛道」の一場面 (C)SUNRISE/PROJECT L‐GEASS Character Design (C)2006‐2017 CLAMP・ST
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映画「コードギアス 反逆のルルーシュ2 叛道」の一場面 (C)SUNRISE/PROJECT L‐GEASS Character Design (C)2006‐2017 CLAMP・ST

 人気アニメ「コードギアス 反逆のルルーシュ」の劇場版3部作の第2部「コードギアス 反逆のルルーシュII 叛道(はんどう)」(谷口悟朗監督)が10日から新宿バルト9(東京都新宿区)ほかで公開される。テレビシリーズ2作に新作カット、新規アフレコを加えて再構成。ギアスという特殊能力を得た少年・ルルーシュが、世界を覆す反逆の戦いに身を投じる姿を描いている。

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 ルルーシュは「仮面の反逆者ゼロ」として反ブリタニア帝国勢力「黒の騎士団」を強化する一方、幼なじみのスザクは、ブリタニア第3皇女ユーフェミアの騎士に任命される。エリア11副総督としてユーフェミアが行政特区「日本」の発足を発表。実現すれば、黒の騎士団の存在意義が失われることから、ルルーシュはユーフェミアとの面会を試みる……というストーリー。声優は、福山潤さん、櫻井孝宏さん、ゆかなさん、小清水亜美さん、名塚佳織さんらが務めている。

 アニメ第1期「反逆のルルーシュ」、続編の「反逆のルルーシュ R2」は2006~08年に放送され、劇場版「亡国のアキト」も公開された。

 第1部「興道(こうどう)」もそうだったように、第2部もまたオリジナルとは一味違った内容で楽しませてくれる。前作で妹が幸せに暮らせるようにという願いを抱いたルルーシュが、自分とは異なる願いや夢を持った人々と出会うことで物語が大きく動き出す。

 そこから、「誰が正しいのか?」「本当の正義とは?」といった永遠の命題のような問い掛けを受け取り、心が強く揺さぶられた。5月公開の第3部「皇道(おうどう)」で、どのような結末が描かれるか楽しみだ。(遠藤政樹/フリーライター)

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