今週のanone:広瀬すず主演ドラマ第7話 脅迫されニセ札作り決意 ハリカを諭すも亜乃音の葛藤

ドラマ「anone」の第7話のワンシーン=日本テレビ提供
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ドラマ「anone」の第7話のワンシーン=日本テレビ提供

 広瀬すずさん主演の連続ドラマ「anone(あのね)」(日本テレビ系、水曜午後10時)の第7話が28日に放送される。元印刷所従業員の理市(瑛太さん)に脅迫され、亜乃音(田中裕子さん)はニセ札作りの協力を決める。亜乃音は、居候中のるい子(小林聡美さん)と舵(阿部サダヲさん)の協力を受けるが、ハリカ(広瀬さん)だけは巻き込まないように隠そうとする。しかし、ハリカが彦星(清水尋也さん)の治療のために大金を必要としていると知った亜乃音は、ニセ札作りに引かれるハリカを諭しつつ葛藤する。

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 「anone」は、「Mother」「Woman」に続く日テレと脚本家の坂元裕二さんが組むオリジナル作第3弾。演出の水田伸生さんら両作品に携わったスタッフも参加している。社会からはぐれた少女、ハリカと老齢の女性、亜乃音を中心にした物語。「うそ」をテーマにしており、さまざまな「ニセモノ」「偽り」が明らかになりながら、お金よりも大事なものがあることを描き出している。

 これまでは、ネットカフェで暮らしていたハリカは、亜乃音が破棄しようとした札束を巡って友人たちが奪い合いになり、友達関係が壊れてしまう。札束が偽札と気付いたハリカは、亜乃音の元を訪ねるうちに少しずつ心を通わせるが、亜乃音の偽札の存在をかぎつけた舵とるい子は、成り行きでハリカを誘拐してしまう。亜乃音が1000万円の身代金を払ったことで誘拐事件は解決し、身代金を持ち逃げしたるい子、ハリカの誘拐に加担した舵は共に反省して、4人の奇妙な共同生活が始まった。その後、印刷機の使い方を学ぶつもりで招いた理市がニセ札作りへの協力を迫る。一度は拒んだ亜乃音だが、理市に脅迫され……というストーリーだった。

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