中村獅童:愛息と2ショットで初表紙 がんや前妻との息子について明かす

女性ファッション誌「Harper’s BAZAAR」5月号の特別版の表紙
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女性ファッション誌「Harper’s BAZAAR」5月号の特別版の表紙

 歌舞伎役者の中村獅童さんが愛息とともに、20日に発売される女性ファッション誌「Harper’s BAZAAR(ハーパーズ バザー)」の日本版(ハースト婦人画報社)5月号の特別版の表紙を飾ることが16日、明らかになった。中村さんが父子2ショットで雑誌の表紙を飾るのは初めて。

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 同誌は、1867年、米国で初めてのファッション誌として誕生した歴史ある雑誌の日本版。5月号は通常版と特別版があり、中村さん親子が表紙を飾った特別版は数量限定で発売される(ともに700円)。中村さんは誌面にも登場しており、公私ともに親交のある写真家の操上和美さんが撮り下ろしたグラビアや、10ページにわたるロングインタビューが掲載される。

 中村さんは、慕っていた中村勘三郎さんや最愛の母を亡くし、ようやく結婚が決まって子どもができたことが分かった3日後に自身のがんが発覚し、手術、そして復帰……という波瀾(はらん)万丈の数年間を乗り越えてきた。

 インタビューではがんが発覚した際を「(人間ドック後に)妻が『変だからちゃんと調べよう』と言ってくれて。今回の写真を撮ってくれている写真家の操上和美さんの奥様にお医者さんを紹介してもらって、レントゲン写真を見せたら、これは8割方がんですよと言われて、もうびっくり。でも、ショックだったんだけど、『今見つかってよかったね」という妻の言葉に、本当にそうだなと思って。(中略) 本当に妻にはなにもかも感謝しています。彼女がいなかったら、僕はすでにこの世にいないと思う」と経緯を明かしている。

 また「前の奥様との息子さんとは会っていますか?」という質問には「会っています。僕の再婚話が持ち上がった後に会ったときは、『お父さん、違う人と結婚しようと思うんだけどいい?』ってきいたら、『お父さんがいいならいいよ』と言ってくれました」と明かし「彼がどこか誇りに思ってくれるような人物になりたいと思っています」と話している。

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