西田二郎:ダウンタウンDXの名物P ドローン絶景番組で交響曲作曲

ドローンの映像と交響曲が織りなす「ドローン絶景紀行 空を散歩しません?」のワンシーン
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ドローンの映像と交響曲が織りなす「ドローン絶景紀行 空を散歩しません?」のワンシーン

 「ダウンタウンDX」などを手がけた名物プロデューサーで、読売テレビの編成企画部長の西田二郎さんが総合演出を担当する新番組「ドローン絶景紀行 空を散歩しません?」の放送がスタートした。ドローンで撮影した全国各地の絶景映像に、NJ名義でプロミュージシャンとしても活動している西田さんが作曲した交響曲が流れるという演出で、専門家も「自由な発想からの仕上がりに驚嘆」と評価するコンテンツに仕上がっている。

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 新番組は、安全に配慮すれば素晴らしい映像を生み出せるドローンの可能性を伝えようと、ドローンでクリエーティブな映像を撮影するドローングラファーの大前創希(おおまえ・そうき)さんの監修で、多くのドローングラファーが全国各地の雄大な自然や歴史のある建物、名所などをドローンを駆使して撮影した絶景映像を、京都フィルハーモニー室内合奏団が演奏する西田さん作曲の交響曲に乗せて紹介するというもの。

 約10分間の不定期放送で、第1回は23日に放送され、「朝日」をテーマに北海道美瑛町の広がる大地に太陽が昇る瞬間や、雲をたたえる神奈川県箱根町の箱根山、静岡県三島市の三嶋大社の朝などを紹介。第2回は24日に「城」をテーマに、小田原城(神奈川県小田原市)や弘前城(青森県弘前市)の映像をまとめた。第3回は31日深夜4時6分から、「桜」をテーマに、富士山を望む河口湖の桜や夜桜で有名な山形市馬見ケ崎さくらラインの映像が放送される。4月以降、「鉄道」「波」「花火」などをテーマに計10本が放送される予定。

 京都フィルハーモニー室内合奏団の小林明理事長は「テレビの世界で枠にとらわれずにさまざまな企画を実行している姿に共感し、自由な発想から紡ぎ出されるNJの音に毎回驚かされる。モーツァルトやベートーベンも、それまでの習慣やルールをぶっ壊して素晴らしいものが残りました」と絶賛。西田さんは「空を散歩するイメージで、力強さと、浮遊感を合わせたメロディーができた。京都フィルには、空を浮遊するイメージで演奏してもらいました」と話し、演奏会開催にも意欲を燃やしている。

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